小・中・大
2014/08/30 Sat. 23:05:00 edit
車のナビに次の目的地を入力していると、
子供たちが、わたくしの手元を、横からのぞきこんできました。
兄:「は?なんだそれ?」
娘:「しょう・ちゅう・だい・たき?」
兄:「でかいのか、ちいさいのか、どっちなんだ」
そう!
その名も「小中大滝」。
子:「コナカ・オオタキって言うんだよ」
娘:「へえ」
俺:「小中川水系最大の滝である」
娘&兄:「あっ、な~るホド!」

【小中大滝(落差50m)・上部概観】 (群馬県みどり市東町小中 『小中渓谷』)
滝に到る途中の広河原では、多くの家族連れや若者たちのグループが、
水泳したり、バーベキューしたりして、夏の最後を楽しんでいました。
娘:「あたしも、泳いでみたかったな」
子:「この美しいグリーンの水!」
妻:「でも、こんなところで水着になるの?」
娘:「う……」
確かに!
この、ひっきりなしに訪れる観瀑客たちの好奇の眼に、
娘の水着姿が晒されるというのは、
わたくし、到底、我慢ができませんな!
兄:「おやじが、親バカ過ぎて泣ける……」
やかましいわ。

【小中大滝・下部アップ】
娘:「でかいね~」
子:「でかいわ」
妻:「こんなところに、こんな大瀑があるなんて、ちょっと想像できなかったわね」
観瀑道は、かなりの高所に掛けられた鉄製の吊橋を渡って、
滝の下流左岸にあるテラスへと続いています。
妻:「このくらいしっかりした吊橋だと、安心」
子:「滝が50mもあるし、まわりの側壁はもっと高いし、吊橋様々だな」
娘:「でなきゃ、とてもじゃないけど近づけないよ」
吊橋からは、滝の下部と滝壺が見え、
奥のテラスからは、滝の落口と上部が見えます。
子:「しかし、全景が観れるポイントはないのか……」
娘:「全景、観たい」
兄:「それ、広葉樹の葉が無い時に来ないと、ダメなんじゃね?」
まあ、全景を見るなら、晩秋がベストでしょうかね。
娘:「小中大滝……そっか」
兄:「小も中もフェイク」
子:「大滝は、やっぱり大滝だったということで」

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子供たちが、わたくしの手元を、横からのぞきこんできました。
兄:「は?なんだそれ?」
娘:「しょう・ちゅう・だい・たき?」
兄:「でかいのか、ちいさいのか、どっちなんだ」
そう!
その名も「小中大滝」。
子:「コナカ・オオタキって言うんだよ」
娘:「へえ」
俺:「小中川水系最大の滝である」
娘&兄:「あっ、な~るホド!」

【小中大滝(落差50m)・上部概観】 (群馬県みどり市東町小中 『小中渓谷』)
滝に到る途中の広河原では、多くの家族連れや若者たちのグループが、
水泳したり、バーベキューしたりして、夏の最後を楽しんでいました。
娘:「あたしも、泳いでみたかったな」
子:「この美しいグリーンの水!」
妻:「でも、こんなところで水着になるの?」
娘:「う……」
確かに!
この、ひっきりなしに訪れる観瀑客たちの好奇の眼に、
娘の水着姿が晒されるというのは、
わたくし、到底、我慢ができませんな!
兄:「おやじが、親バカ過ぎて泣ける……」
やかましいわ。

【小中大滝・下部アップ】
娘:「でかいね~」
子:「でかいわ」
妻:「こんなところに、こんな大瀑があるなんて、ちょっと想像できなかったわね」
観瀑道は、かなりの高所に掛けられた鉄製の吊橋を渡って、
滝の下流左岸にあるテラスへと続いています。
妻:「このくらいしっかりした吊橋だと、安心」
子:「滝が50mもあるし、まわりの側壁はもっと高いし、吊橋様々だな」
娘:「でなきゃ、とてもじゃないけど近づけないよ」
吊橋からは、滝の下部と滝壺が見え、
奥のテラスからは、滝の落口と上部が見えます。
子:「しかし、全景が観れるポイントはないのか……」
娘:「全景、観たい」
兄:「それ、広葉樹の葉が無い時に来ないと、ダメなんじゃね?」
まあ、全景を見るなら、晩秋がベストでしょうかね。
娘:「小中大滝……そっか」
兄:「小も中もフェイク」
子:「大滝は、やっぱり大滝だったということで」

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ボウフラ天国
2014/08/16 Sat. 00:03:00 edit
兄:「うわ、低っ。マジ低くね?」

【麻苧の滝(落差40m)・全景】 (群馬県安中市松井田町横川)
上信越道の横川インターを降りてスグのところにある滝!
ということで、高速道路を途中下車して、
みんなして、麻苧の滝に来てみた……のですが。
子:「いつもの滝本には、確かに落差40mとあるんだけどな」
娘:「20mくらいに見えるのは、あたしの目が悪いからなの?」
妻:「水量がないから、どうしても低く感じるんじゃない?」
そして、滝壺は広く浅くといった感じ。
子:「水量の増減が激しい滝なんだろうねえ」
俺:「ま、そうだな」
娘:「雪解けや大雨じゃないと、麻苧の滝の魅力が感じられないのか……」

【麻苧の滝・落口アップ】
そしてさらに!
娘:「ムッカ~。また蚊に刺された」
子:「でっけー蚊」
妻:「だから、虫除けスプレーしときなさいって言ったでしょ」
兄:「うひゃ! これを見ろ!」
娘:「な、なに?」
滝壺をのぞき込んでいた長男君が叫びます。
兄:「ありえね~! 滝壺にボウフラが湧くって、ありえね~!」
子:「うわ~、水量が少な過ぎて、ボウフラ喰らう魚がいないんだ」
娘:「もうイヤだ~」
そう!
あちらこちらで靄って見える蚊柱。
わたくし、とうが立っているからか、あまり被害を受けないのですが、
肌年齢の若いお嬢さんは、蚊の攻撃を受けて、
すっかり参っているようです。
子:「すごいボウフラ天国」
兄:「嬉しくねえよ!」

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【麻苧の滝(落差40m)・全景】 (群馬県安中市松井田町横川)
上信越道の横川インターを降りてスグのところにある滝!
ということで、高速道路を途中下車して、
みんなして、麻苧の滝に来てみた……のですが。
子:「いつもの滝本には、確かに落差40mとあるんだけどな」
娘:「20mくらいに見えるのは、あたしの目が悪いからなの?」
妻:「水量がないから、どうしても低く感じるんじゃない?」
そして、滝壺は広く浅くといった感じ。
子:「水量の増減が激しい滝なんだろうねえ」
俺:「ま、そうだな」
娘:「雪解けや大雨じゃないと、麻苧の滝の魅力が感じられないのか……」

【麻苧の滝・落口アップ】
そしてさらに!
娘:「ムッカ~。また蚊に刺された」
子:「でっけー蚊」
妻:「だから、虫除けスプレーしときなさいって言ったでしょ」
兄:「うひゃ! これを見ろ!」
娘:「な、なに?」
滝壺をのぞき込んでいた長男君が叫びます。
兄:「ありえね~! 滝壺にボウフラが湧くって、ありえね~!」
子:「うわ~、水量が少な過ぎて、ボウフラ喰らう魚がいないんだ」
娘:「もうイヤだ~」
そう!
あちらこちらで靄って見える蚊柱。
わたくし、とうが立っているからか、あまり被害を受けないのですが、
肌年齢の若いお嬢さんは、蚊の攻撃を受けて、
すっかり参っているようです。
子:「すごいボウフラ天国」
兄:「嬉しくねえよ!」

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セカンド・ジョブ
2014/02/08 Sat. 00:02:00 edit
俺:「見よ!」
ビデオ映像を一時停止し、
家族みんなに、高らかに告げるわたくし。
俺:「これが、前回、写真を取り損ねた般若滝である!」
子:「……」
俺:「どや!」
沈黙。
俺:「何か言えや!」

【般若滝(落差20m)・全景】 (栃木県日光市中宮祠 『大谷川深沢右俣』)
そうなのです。
前回の般若滝訪瀑時は、
滝壺にユンボが二台出ていて、工事中だったため、
一切の写真&映像を残していませんでした。
なので、満を持しての、今回の滝映像なのですが……
娘:「これが落差が20mなの?」
妻:「10mくらいに見えるわね」
俺:「これでも、水量は多いほうだぞ」
兄:「いやいや、水量の問題じゃないし」
子:「見た目、方等滝の三分の一くらいの落差だねえ」
う~む。

【方等滝(左)と般若滝(右)】
なんだか、みんなの感想が芳しくありません。
事前に期待させ過ぎたかしら。
妻:「さすがに、20mまで行くと詐欺でしょ」
娘:「でも、方等滝より遠景だから、より低く見えてるってのはあるかもよ」
俺:「うむ」
子:「簡易レーザーで、測定とかできればなあ」
娘:「凄いお金かかりそう……」
俺:「う~む」
子:「そうだ!」
ガバッと立ち上がる次男君。
子:「おやじ、測量士になったらいいんじゃね?」
俺:「はい?」
あなた、突然、何を言い出すワケ?
そもそも測量士の資格を取るって、べらぼうにお金が掛かって、凄く大変なんですけど。
兄:「いいね~!いわゆるセカンド・ジョブってヤツか!」
娘:「わ、カッコいい!」
子:「ゲームでチートになるためには、複数のジョブを持つことは必須!」
娘:「そうじゃん!」
子:「フ。こんな時、ゲームの知識って、意外と使えるんだゼ」
それは、ただの無駄知識だ。
兄:「で、ゲーム・タイトルは、『チートおやじへの道、始まる』」
はいい?
娘:「それイイ!流行りのラノベにありそう!」
子:「まず、空から女の子が降ってきて、出会いから始まるのが王道!」
兄:「でも、おやじだから、滝から降ってくるんじゃね?」
娘:「で、滝壺でお父さんが受け止めるんだね!」
子:「そして押しつぶされる!」
腹を抱えて笑っている妻。
俺:「おまえら止めろ!!!」

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ビデオ映像を一時停止し、
家族みんなに、高らかに告げるわたくし。
俺:「これが、前回、写真を取り損ねた般若滝である!」
子:「……」
俺:「どや!」
沈黙。
俺:「何か言えや!」

【般若滝(落差20m)・全景】 (栃木県日光市中宮祠 『大谷川深沢右俣』)
そうなのです。
前回の般若滝訪瀑時は、
滝壺にユンボが二台出ていて、工事中だったため、
一切の写真&映像を残していませんでした。
なので、満を持しての、今回の滝映像なのですが……
娘:「これが落差が20mなの?」
妻:「10mくらいに見えるわね」
俺:「これでも、水量は多いほうだぞ」
兄:「いやいや、水量の問題じゃないし」
子:「見た目、方等滝の三分の一くらいの落差だねえ」
う~む。

【方等滝(左)と般若滝(右)】
なんだか、みんなの感想が芳しくありません。
事前に期待させ過ぎたかしら。
妻:「さすがに、20mまで行くと詐欺でしょ」
娘:「でも、方等滝より遠景だから、より低く見えてるってのはあるかもよ」
俺:「うむ」
子:「簡易レーザーで、測定とかできればなあ」
娘:「凄いお金かかりそう……」
俺:「う~む」
子:「そうだ!」
ガバッと立ち上がる次男君。
子:「おやじ、測量士になったらいいんじゃね?」
俺:「はい?」
あなた、突然、何を言い出すワケ?
そもそも測量士の資格を取るって、べらぼうにお金が掛かって、凄く大変なんですけど。
兄:「いいね~!いわゆるセカンド・ジョブってヤツか!」
娘:「わ、カッコいい!」
子:「ゲームでチートになるためには、複数のジョブを持つことは必須!」
娘:「そうじゃん!」
子:「フ。こんな時、ゲームの知識って、意外と使えるんだゼ」
それは、ただの無駄知識だ。
兄:「で、ゲーム・タイトルは、『チートおやじへの道、始まる』」
はいい?
娘:「それイイ!流行りのラノベにありそう!」
子:「まず、空から女の子が降ってきて、出会いから始まるのが王道!」
兄:「でも、おやじだから、滝から降ってくるんじゃね?」
娘:「で、滝壺でお父さんが受け止めるんだね!」
子:「そして押しつぶされる!」
腹を抱えて笑っている妻。
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冬の厳しさ
2014/01/11 Sat. 00:02:00 edit
娘:「猿だ!」
そうなのです。
以前に華厳の滝を訪れたときに観瀑したテラスへ行こうとしたら、
子猿を引き連れた、五匹ほどの猿の群れに遭遇してしまったのです。

【日光の猿(群れのボス)】
妻:「また、随分と凄んでるわね」
娘:「怖い…」
映像越しに、
すぐ近くで、駐車場の整備員さんが、ゴミ箱の清掃をしている音が聞こえています。
なのに、いっこうに怯む様子のない猿たち。
あの~、そこをどいてくれないと、
わたくし、観瀑テラスに行けないんですけど。
子:「こいつら、ゴミのおこぼれに与ろうとしてるんだ」
兄:「で、ボスが、群れを護るために盾になってんじゃね?」
この猿たち、
観瀑テラスへ続く階段の欄干上に、ずーっと陣取ったまま。
テコでも動く気配がありません。
俺:「あっはっは。ボス猿と戦って勝てる気がしないし」
娘:「あたり前」
泣く泣く高い料金を支払って、エレベーターで下り、
下の有料観瀑テラスで華厳の滝を見ることにしたのでした。
俺:「お陰さまで、昼飯代が消えたわ!」

【涅槃の滝(落差20m)・鳥瞰】 (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』)
この「涅槃の滝」、
前回の訪瀑では見ることのできなかった滝です。
俺:「下の観瀑テラスで、上から覗き込むしか、方法がないからな」
子:「それでも、初観瀑なんだから、これはこれで良かったじゃん」
娘:「でも、上からじゃ、迫力に欠けるね」
子:「しゃーないって。滝前なんてムリ。昔は、遊歩道があって、行けたらしいんだけど」
娘:「へえ。今は?」
子:「頻繁な落石のせいで、通行止めだって」
「涅槃の滝」は、華厳の滝の170mほど下流にあって、前衛滝の様相を呈しています。
滝の周りは、ガッツリと柱状節理の岩壁に囲まれていて、
冬の厳しい天候のもと、その荒々しさが一層際立っている…。
妻:「日光の冬の厳しさって、生半可じゃないでしょ?」
俺:「そうね」
兄:「猿にすりゃ、人里の方が、餌を確保しやすいってか」
厳しいとは言っても、わたくしが行った時期は、まだ冬の初め。
厳冬期になったら、
それこそ、わたくしでは、近づけないのではないでしょうか。
俺:「ブリザードなんかになったら、余裕で遭難する自信があるわ」
娘:「はあ?地元に暮らしてる人はなに?」
俺:「吹雪は怖いぞ。勘弁してくれ」
子:「じゃ、お前が行けばいいだろ」
娘:「ふん。のぞむところ!」
兄:「猿に会いたくて、仕方がないよ~ってか?」
娘:「なにそれ?」
兄:「照れるなよ。仲間だろ」
ドスッ!
娘:「あっ!」
子:「あ…」
兄:「あ…」
妻:「あ…」
な、な、な……
娘:「ごご、ご、ごめんなさい!」
わたくしのお腹にめり込む
娘のこぶし。
俺:「なんで……俺が……」

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娘、カラテを習い始めました…
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そうなのです。
以前に華厳の滝を訪れたときに観瀑したテラスへ行こうとしたら、
子猿を引き連れた、五匹ほどの猿の群れに遭遇してしまったのです。

【日光の猿(群れのボス)】
妻:「また、随分と凄んでるわね」
娘:「怖い…」
映像越しに、
すぐ近くで、駐車場の整備員さんが、ゴミ箱の清掃をしている音が聞こえています。
なのに、いっこうに怯む様子のない猿たち。
あの~、そこをどいてくれないと、
わたくし、観瀑テラスに行けないんですけど。
子:「こいつら、ゴミのおこぼれに与ろうとしてるんだ」
兄:「で、ボスが、群れを護るために盾になってんじゃね?」
この猿たち、
観瀑テラスへ続く階段の欄干上に、ずーっと陣取ったまま。
テコでも動く気配がありません。
俺:「あっはっは。ボス猿と戦って勝てる気がしないし」
娘:「あたり前」
泣く泣く高い料金を支払って、エレベーターで下り、
下の有料観瀑テラスで華厳の滝を見ることにしたのでした。
俺:「お陰さまで、昼飯代が消えたわ!」

【涅槃の滝(落差20m)・鳥瞰】 (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』)
この「涅槃の滝」、
前回の訪瀑では見ることのできなかった滝です。
俺:「下の観瀑テラスで、上から覗き込むしか、方法がないからな」
子:「それでも、初観瀑なんだから、これはこれで良かったじゃん」
娘:「でも、上からじゃ、迫力に欠けるね」
子:「しゃーないって。滝前なんてムリ。昔は、遊歩道があって、行けたらしいんだけど」
娘:「へえ。今は?」
子:「頻繁な落石のせいで、通行止めだって」
「涅槃の滝」は、華厳の滝の170mほど下流にあって、前衛滝の様相を呈しています。
滝の周りは、ガッツリと柱状節理の岩壁に囲まれていて、
冬の厳しい天候のもと、その荒々しさが一層際立っている…。
妻:「日光の冬の厳しさって、生半可じゃないでしょ?」
俺:「そうね」
兄:「猿にすりゃ、人里の方が、餌を確保しやすいってか」
厳しいとは言っても、わたくしが行った時期は、まだ冬の初め。
厳冬期になったら、
それこそ、わたくしでは、近づけないのではないでしょうか。
俺:「ブリザードなんかになったら、余裕で遭難する自信があるわ」
娘:「はあ?地元に暮らしてる人はなに?」
俺:「吹雪は怖いぞ。勘弁してくれ」
子:「じゃ、お前が行けばいいだろ」
娘:「ふん。のぞむところ!」
兄:「猿に会いたくて、仕方がないよ~ってか?」
娘:「なにそれ?」
兄:「照れるなよ。仲間だろ」
ドスッ!
娘:「あっ!」
子:「あ…」
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妻:「あ…」
な、な、な……
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わたくしのお腹にめり込む
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弱点発見!
2013/11/02 Sat. 00:01:00 edit
須川峠に向かう道路の途中に、「安塚の不動滝」の駐車場があります。
車を降りると、直ぐ目の前に遊歩道の入口。
観瀑ポイントへ向かう道は、即行で急斜面となり、所によってはロープまで張ってある。
俺:「あれれ。もっとラクチンなイメージだったけど、これは、結構な難滝?」
さらに、濃厚に漂う獣の気配…
というか、クマの気配。
ちょっと向こう側を、何かがガサガサと移動してゆく音が聞こえています。
あれはきっと、熊鈴の音を聞きつけて、わたくしから距離を置こうとするクマがいるに違いありません。
俺:「生き物の影が濃い…」
知らず知らず口数の減るわたくし。

【安塚の不動滝(落差30m)・全景】 (新潟県上越市安塚区須川)
俺:「ところが、谷底に降りてみると、意外となだらかで、意表を突かれたね」
新潟は、豪雪によって抉られた急峻な地形が多いので、
遊歩道の出だしで、(ここもそうに違いない)と、すっかり思い込んでいました。
ところが実際は、田んぼがあっても全然違和感のない雰囲気。
俺:「なんかイイ。癒されるぞ」
わたくし、すっかり魅入られてしまったのでした。
俺:「言葉にできない雰囲気だったなあ」
娘:「ねね、虫の鳴き声が凄いね」
そして、シャワシャワという滝音と、リズミカルな何かの鳴き声。
子:「は?これ虫なのか?蛙じゃないの?」
娘:「お父さん、どっち?」
俺:「すまん。俺にもよく分からんのじゃ」
鳴き声の主が何という生き物なのか、よくわかりませんが、
しかし!
この鳴き声が、滝音とハモーニーを奏でて、却って静寂を感じさせる不思議。
俺:「ああ、クマさえいなけりゃ、滝のそばにテント張って、お泊りしてみたかったなあ」
子:「お父さん、こういう滝に弱いよね」
娘:「弱い弱い」
俺:「お、言われてみれば、そうかも」
娘:「これは、あれだ!」
何だ?
娘:「お父さんの弱点発見!」

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見つかってしまった…
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車を降りると、直ぐ目の前に遊歩道の入口。
観瀑ポイントへ向かう道は、即行で急斜面となり、所によってはロープまで張ってある。
俺:「あれれ。もっとラクチンなイメージだったけど、これは、結構な難滝?」
さらに、濃厚に漂う獣の気配…
というか、クマの気配。
ちょっと向こう側を、何かがガサガサと移動してゆく音が聞こえています。
あれはきっと、熊鈴の音を聞きつけて、わたくしから距離を置こうとするクマがいるに違いありません。
俺:「生き物の影が濃い…」
知らず知らず口数の減るわたくし。

【安塚の不動滝(落差30m)・全景】 (新潟県上越市安塚区須川)
俺:「ところが、谷底に降りてみると、意外となだらかで、意表を突かれたね」
新潟は、豪雪によって抉られた急峻な地形が多いので、
遊歩道の出だしで、(ここもそうに違いない)と、すっかり思い込んでいました。
ところが実際は、田んぼがあっても全然違和感のない雰囲気。
俺:「なんかイイ。癒されるぞ」
わたくし、すっかり魅入られてしまったのでした。
俺:「言葉にできない雰囲気だったなあ」
娘:「ねね、虫の鳴き声が凄いね」
そして、シャワシャワという滝音と、リズミカルな何かの鳴き声。
子:「は?これ虫なのか?蛙じゃないの?」
娘:「お父さん、どっち?」
俺:「すまん。俺にもよく分からんのじゃ」
鳴き声の主が何という生き物なのか、よくわかりませんが、
しかし!
この鳴き声が、滝音とハモーニーを奏でて、却って静寂を感じさせる不思議。
俺:「ああ、クマさえいなけりゃ、滝のそばにテント張って、お泊りしてみたかったなあ」
子:「お父さん、こういう滝に弱いよね」
娘:「弱い弱い」
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何だ?
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