まじ?
2011/04/16 Sat. 00:03:00 edit
昨秋、「日光の滝の下見」に行ったわたくしでしたが、
結局それは、「我が家の財政を司る妻の協力なくして、滝見はできない」ことを、つくづくと教えてくれたのでした。
景気の先行きが楽観視できない今、
遠方の滝に、何度も足を運ぶというのは、やはり経済的に相当の負担があります。
しかし!
かといって、最初に訪瀑した妙見滝のときのように、
下見もせず、何の情報もないままで出かけて行って、危機に陥ってしまうようなマネは、なんとしても避けたい。
結論。
そう!
週末の研修や出張で遠出をした際、スグに家には帰らずに、家族には内緒で、
そのまま「地元の滝を巡ってしまえ!」というヤツです。
そして遂に、そのチャンスが巡ってきました。
【アーカイブ 「福島県の滝」その1】
夏の終わり。
須賀川市で乙字ヶ滝をタップリ観瀑したあと、その足で、尾瀬の御池駐車場にやって来ました。
目指すは、飛びきりの名瀑「三条の滝」!
車中で軽く睡眠をとったら、夜明けと共に出発です。
なんでも、人気の滝過ぎて観瀑台にはひっきりなしに人がやって来るので、三脚も立てられないとか。
俺:「ならば伝家の宝刀! 朝一番で乗り込んでやるぜ!」
ということでヘッデンを点け、熊鈴をチリチリ鳴らしながら、
朝靄の中を意気揚々と出発したのです。
が…
俺:(くっそ~。靴の中がグショグショだ…)
尾瀬は湿地なので、一応、防水タイプのトレッキングシューズを履いては来たのです。
ぜんぜん甘かった!
朝露に濡れた草をかき分けるのって、ほとんど水中を歩くのと同じ。
あっと言う間に、沢靴みたいに、ずぶ濡れになってしまいました。
さらに…
俺:(おや? こんな処で誰かビバークしてる人がいるのか?)
横田代を抜けたあたりで、燧ケ岳の方から、ヤブを漕ぐ音が聞こえてくるではないですか。
あれれ?
確か、尾瀬って国立公園だから、定められた場所以外でキャンプをしてはならないハズ…
俺:(あれは人じゃない…クマだ!)
慌てて新たな熊鈴を取り出すと、2個体制にして、盛大にチリンチリン鳴らすわたくし。
結構近い感じで、思わず足取りも早くなります。
しかも…
うさぎ田代を抜けたあたりで、今度は、すっかりふやけた左足の指の皮膚が破れそうに。
これは大きな計算外でした。
俺:(まじ? 勘弁してくれ! こんなところで足をやられたら、帰れなくなるぞ!)
しかし、既に目的地は目の前。
観瀑台で長休憩を取ることに決め、左足をかばいつつ、とにかく行ってみようとハラをくくります。

【只見川峡谷(新潟県側を望む)】 (福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳)
御池の駐車場を出てから、延々と歩き続けること、約2時間半。
ようやく三条の滝の轟音が聞こえて来た時は、本当に、心底ホッとしたのでした。

しかし、これでは終わらなかった…
↑こちらをクリック!
結局それは、「我が家の財政を司る妻の協力なくして、滝見はできない」ことを、つくづくと教えてくれたのでした。
景気の先行きが楽観視できない今、
遠方の滝に、何度も足を運ぶというのは、やはり経済的に相当の負担があります。
しかし!
かといって、最初に訪瀑した妙見滝のときのように、
下見もせず、何の情報もないままで出かけて行って、危機に陥ってしまうようなマネは、なんとしても避けたい。
結論。
「交通費の負担を軽減しつつ、同時に、極秘裏で下見に行く!」
そう!
週末の研修や出張で遠出をした際、スグに家には帰らずに、家族には内緒で、
そのまま「地元の滝を巡ってしまえ!」というヤツです。
そして遂に、そのチャンスが巡ってきました。
【アーカイブ 「福島県の滝」その1】
夏の終わり。
須賀川市で乙字ヶ滝をタップリ観瀑したあと、その足で、尾瀬の御池駐車場にやって来ました。
目指すは、飛びきりの名瀑「三条の滝」!
車中で軽く睡眠をとったら、夜明けと共に出発です。
なんでも、人気の滝過ぎて観瀑台にはひっきりなしに人がやって来るので、三脚も立てられないとか。
俺:「ならば伝家の宝刀! 朝一番で乗り込んでやるぜ!」
ということでヘッデンを点け、熊鈴をチリチリ鳴らしながら、
朝靄の中を意気揚々と出発したのです。
が…
俺:(くっそ~。靴の中がグショグショだ…)
尾瀬は湿地なので、一応、防水タイプのトレッキングシューズを履いては来たのです。
ぜんぜん甘かった!
朝露に濡れた草をかき分けるのって、ほとんど水中を歩くのと同じ。
あっと言う間に、沢靴みたいに、ずぶ濡れになってしまいました。
さらに…
俺:(おや? こんな処で誰かビバークしてる人がいるのか?)
横田代を抜けたあたりで、燧ケ岳の方から、ヤブを漕ぐ音が聞こえてくるではないですか。
あれれ?
確か、尾瀬って国立公園だから、定められた場所以外でキャンプをしてはならないハズ…
俺:(あれは人じゃない…クマだ!)
慌てて新たな熊鈴を取り出すと、2個体制にして、盛大にチリンチリン鳴らすわたくし。
結構近い感じで、思わず足取りも早くなります。
しかも…
うさぎ田代を抜けたあたりで、今度は、すっかりふやけた左足の指の皮膚が破れそうに。
これは大きな計算外でした。
俺:(まじ? 勘弁してくれ! こんなところで足をやられたら、帰れなくなるぞ!)
しかし、既に目的地は目の前。
観瀑台で長休憩を取ることに決め、左足をかばいつつ、とにかく行ってみようとハラをくくります。

【只見川峡谷(新潟県側を望む)】 (福島県南会津郡檜枝岐村燧ケ岳)
御池の駐車場を出てから、延々と歩き続けること、約2時間半。
ようやく三条の滝の轟音が聞こえて来た時は、本当に、心底ホッとしたのでした。

しかし、これでは終わらなかった…
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