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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

芭蕉


兄:「今の人たちは何?」

まるで、わたくしの心の叫びを代弁したかのような、長男君のセリフ。

そう!

この雪降りしきる中を、「あ、いま、ピアノの発表会からの帰りです」みたいな、50代のお母さんと20代のお嬢さんが、正装し、オシャレなブーツを履いた姿で、わたくしたちとすれ違ったのです。

こちとら分厚い防寒着に身を包み、スパイク・シューズにゴツイ手袋、毛糸帽に耳当てをして、完全防護のアウトドア・スタイル。何というか、スゴイ違和感。

兄:「まさか、あの格好で滝見? ありえねーだろ、ふつう!」
子:「ふ。松尾芭蕉ゆかりの滝だし。無理やりでも、記念に寄りたかったんだよ」

いや、そういう問題じゃないから。

つうか次男君、あなた、松尾芭蕉が誰だか知ってんのかい?

娘:「きゃあっ! う、上から雪が落ちてきた!」
俺:「枝に積もったのが、落ちたんだろう」
兄:「ごめん。落としたの、オレ」

子:「うははは! 冒険だねえ」

おい、そのボケも、どこかズレてるぞ。

雪景色に圧倒されている様子の長男君と娘。
いっぽう、眼をランランと輝かせ、すっかり滝モードの次男君。

子:「うおおお! 裏見の滝だああ!」

今日はまた、一段とテンション高いぜ。


【裏見の滝と荒沢相生滝・遠景】


しかし、つもりたての雪でよかったです。
これがカチカチに凍っていたりなんかしたら、ここにはとても来れなかったでしょう。
滝見展望台で、ひとしきり記念撮影をしていると…

急に、降雪が激しくなり出しました。

あ、これは、ヤバイかも。

俺:「おい、おまえら! 撤収だ!」
兄:「慎重に行け! 慎重に」
娘:「きゃっ! 雪がすごく深くなってるよ」
子:「ぐふふふ! アッという間に積もるねえ」
娘:「もう、前が見えなくなってきたよ~」


裏見の滝(落差20m)・全景】  (栃木県日光市日光 『荒沢』

滑ったりしないよう、ゆっくり慎重に遊歩道を降ってゆきます。

兄:「ねえ、お父さん。さっきの人たち、かなり危なかったんじゃね?」
俺:「そうだな。あの格好では、この雪はムリだったろう」
兄:「もう、タッチの差だし」
俺:「ちょっとリスク高過ぎだな」

子:「だ~か~ら。松尾芭蕉ゆかりの滝だし、何としても来たかったんだって」

娘:「松尾…。だれそれ?」
兄:「…誰?」(ニヤ)
俺:「…誰?」(ニヤ)

子:「ここでね、『ホトトギス うらみの滝の うらおもて』って句を残した、日本一の俳人だよ」

みんな:「ふおおおおお!!!」



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