名の由来
2016/08/06 Sat. 00:01:00 edit
俺:「そもそも大擂鉢って、すぐ上に小擂鉢がある」
娘:「フム」
俺:「もう、完全な連瀑で、一つの滝としてカウントしていいと思うんだ」
妻:「でも、実際はそうじゃないわよね」
俺:「そう。つまりだ…」
子:「そういうことか!」
突然の大声に、
みんなの視線が、一斉に次男君へ集まります。
娘:「え?え? どゆこと?」
子:「八ツ淵の名の由来が、ここにあった!」
娘:「だからどこに?」
子:「滝壺毎に、滝が分かれているんだ!」
娘:「え~と、それで?」
子:「滝の流身でなく、滝壺でもって、滝を認定してるんだよ!」

【小擂鉢(落差5m)・下部滝壺】(滋賀県高島市黒谷 『八池谷』)
つまり、余所だったら一つの滝でカウントするところを、
ここ八ツ淵の滝では、立派な滝壺ごとに滝を分けてカウントしているのではないか、ということですね。
娘:「あ~ナルホド」
子:「な! そうやって考えると、スゲー納得できるだろ?」
妻:「滋賀県って、滝壺に美を感じる文化なのかしら」
俺:「不思議だよな」
子:「まさか、こんな滝の見方があるなんて、ちょっと衝撃だゼ」
この小擂鉢の上流にも、屏風ヶ滝と貴船の滝が連瀑でかかっていますが、しっかり別滝に分けられています。
子:「そうやって考えると、唐戸の滝って特異だわ」
俺:「そうだよなあ」
娘:「ゴルジュの中が見えないから」
子:「それな!」
妻:「本来なら、更に七滝くらいに分けるんでしょうけど」
娘:「唐戸の七滝とかね」
子:「おお、結構いけるんじゃね?」

【小擂鉢・滝壺】
子:「ウム、これは小擂鉢だ」
娘:「小擂鉢だね」
妻:「深いグリーンなのね」
まあ、ちょっと陰っていたので、
陽が射せば、もっときらめく感じのエメラルド色になると思われます。
子:「あれだ」
俺:「なんだ?」
子:「親父の言う通り、グリーンの釜こそが、八ツ淵の滝の主役なんだねえ」
俺:「そうなのよ」
妻:「つまり、大擂鉢の滝壷だけが主役じゃないってワケね」

【小擂鉢・流身アップ】
子:「だから八ツ淵」
妻:「名の由来」
俺:「そうやな」
娘:「これって、滋賀県の人が、滝壺を愛でるおかげだよね?」
俺:「は? いや、まあ、そういう人が多いんだろうけど」
娘:「なに?」
俺:「そこまで言い切っちゃうと、どうだろう……」

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娘:「フム」
俺:「もう、完全な連瀑で、一つの滝としてカウントしていいと思うんだ」
妻:「でも、実際はそうじゃないわよね」
俺:「そう。つまりだ…」
子:「そういうことか!」
突然の大声に、
みんなの視線が、一斉に次男君へ集まります。
娘:「え?え? どゆこと?」
子:「八ツ淵の名の由来が、ここにあった!」
娘:「だからどこに?」
子:「滝壺毎に、滝が分かれているんだ!」
娘:「え~と、それで?」
子:「滝の流身でなく、滝壺でもって、滝を認定してるんだよ!」

【小擂鉢(落差5m)・下部滝壺】(滋賀県高島市黒谷 『八池谷』)
つまり、余所だったら一つの滝でカウントするところを、
ここ八ツ淵の滝では、立派な滝壺ごとに滝を分けてカウントしているのではないか、ということですね。
娘:「あ~ナルホド」
子:「な! そうやって考えると、スゲー納得できるだろ?」
妻:「滋賀県って、滝壺に美を感じる文化なのかしら」
俺:「不思議だよな」
子:「まさか、こんな滝の見方があるなんて、ちょっと衝撃だゼ」
この小擂鉢の上流にも、屏風ヶ滝と貴船の滝が連瀑でかかっていますが、しっかり別滝に分けられています。
子:「そうやって考えると、唐戸の滝って特異だわ」
俺:「そうだよなあ」
娘:「ゴルジュの中が見えないから」
子:「それな!」
妻:「本来なら、更に七滝くらいに分けるんでしょうけど」
娘:「唐戸の七滝とかね」
子:「おお、結構いけるんじゃね?」

【小擂鉢・滝壺】
子:「ウム、これは小擂鉢だ」
娘:「小擂鉢だね」
妻:「深いグリーンなのね」
まあ、ちょっと陰っていたので、
陽が射せば、もっときらめく感じのエメラルド色になると思われます。
子:「あれだ」
俺:「なんだ?」
子:「親父の言う通り、グリーンの釜こそが、八ツ淵の滝の主役なんだねえ」
俺:「そうなのよ」
妻:「つまり、大擂鉢の滝壷だけが主役じゃないってワケね」

【小擂鉢・流身アップ】
子:「だから八ツ淵」
妻:「名の由来」
俺:「そうやな」
娘:「これって、滋賀県の人が、滝壺を愛でるおかげだよね?」
俺:「は? いや、まあ、そういう人が多いんだろうけど」
娘:「なに?」
俺:「そこまで言い切っちゃうと、どうだろう……」

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