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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

神聖なる空間

俺:「轟本滝第一印象はだな…」
子&娘:「うん」
俺:「神聖なる空間だ」

轟本滝_その1
轟九十九滝・本滝(落差58m)・全景】  (徳島県海部郡海陽町平井 『王餘魚谷(かれいたに)

実はわたくし、
轟本滝を訪瀑するにあたり、かなりの事前調査をしました。

俺:(むう。ひょっとしたら、滝壺のゴルジュを泳げるかもしれないな)

そうなのです。
「峡谷の薄暗く狭いゴルジュを泳いでみたい!」というのは、
最近、滝見のためにナンチャッテ沢登りを始めた、わたくしの野望でもありました。

娘:「で、泳げた?」
俺:「……」

ところが、轟本滝前に到着すると、まず、眼に飛び込んでくるのが、
滝壺ゴルジュの結界を護るように張られたしめ縄

俺:「これ、どう見ても、神様の依り代じゃん……」

わたくしの、いかにもアウトドアしてますって格好で、この結界に踏み入るのは、
人として大切な何かを捨ててしまうような恐怖を覚えます。

娘:「つまり、どゆこと?」
俺:「轟本滝ゴルジュは、宗教家が神と語らう神聖な場所だったのだ」
娘:「泳げるような空気じゃなかったワケだ」
俺:「そういうこと」
子:「結界の中では、おやじが、穢れそのものになっちゃうのか……」

次男君、あなた、ちょっと黙っててくれませんかね。

轟本滝_その3
【轟本滝・滝壺アップ】

そして、もう一つ、強く印象に残ったのは落差

俺:「これ、どう見ても、落差58m無いじゃん……」

この、公称落差との激しい違和感は、茶釜の滝レベル
一体何を持って58mとしたのか、理解に苦しみます。

子:「ふむ。だいたい、どれくらいの高さに見えたの?」
俺:「せいぜい30mだな」
娘:「えええっ! 詐欺じゃん!」

厳しい見方をすれば、20mでも通用しそうな感じです。
手元に、簡易のレーザー測量器でもあればよかったのですが……。

子:「あれ? でも、おやじ、簡易高度計なら持ってたんじゃね?」

あのな。
それだと、轟本滝の落口に立たなければならないでしょうが!

俺:「そんな、聖域を穢すようなこと、できるワケないだろ」

轟本滝_その4
【轟本滝・遠景】

俺:「二重滝とダブルカウントした落差が58mとかな」
娘:「それが二重滝とのハーモニーってこと?」

うん、ねえな。

子:「いやむしろ、轟九十九滝全十滝で58m……」
娘:「ホントに?」
子:「なワケないね」
俺:「そうね」
娘:「じゃあ、神秘的な美しさが、落差を高く見せてるとか……」


間。


俺:「それだよ」
子:「ほんと神秘的だねえ」
娘:「神聖なる空間の力だね」




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