FC2ブログ
10«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

岩塊

【秘瀑探検 その12】

奥の大滝と出会う枝沢の無名滝を超え、
隣の沢筋に入ると、
再び、もののけ姫の世界。

子:「これ、三本滝の無名沢の滝だろ!」
俺:「そう、その通り」

無名沢ノ滝_その2
三本滝・無名沢の滝(落差50m)・落口】  (長野県松本市安曇 『小大野川』

子:「で、右上にチラッと見えてるのが、黒沢の滝だ!」
俺:「ピンポ~ン」
子:「ムフ!」

ドヤ顔の次男君。

娘:「ねね、コレ、ちょうど上手い具合に水が飛び出てる」
子:「これは、ヒョングリなのか?」

そうなのです。

少しきつめの斜面の途中に、人工物を思わせるような岩の塊と、そこに刻まれた溝。
その溝状の落口から、滝水が噴出しているのですが、
この岩塊、あたかも、取水するために、わざわざブロックを積み重ねたかの如し。

子:「それ、あり得るな!」
俺:「は?」
娘:「つまり、昔は、ここから三本滝レストハウスまで水を引いていた!」
子:「そうそれだ!」
俺:「んな、バカな」
子:「もちろん、このままじゃ人工物過ぎるから、滝百選の選定時には、こっそり外した!」
娘:「あるある!」
子:「この推理どう?」
娘:「すごく真実っぽい」

いやいや、
お前ら、ちょっと待ってくれ。

子:「なんだよ」
娘:「なによ」

この無名沢、地形図上には水線がありませんが、
一応、例の県道84号線の下を横切ってきています。

俺:「だからな、そもそも道路沿いに配管すりゃ、安上がりなワケ」
子&娘:「ふむ」
俺:「なのに、わざわざ滝から引っ張ってくるって、非効率にも程があるだろ」
子:「それはそうかも…」
娘:「でもでも、滝から水を引いてきてますって、観光用に宣伝できるじゃん!」
俺:「今でも、奥の大滝から引いてきているが?」


沈黙。


娘:「え~と…」

無名沢ノ滝_その3
【三本滝・無名沢の滝・正面から】

娘:「これが、さっきの写真とつながってるワケだね」
俺:「そ。上からと下から、両方だな」

うんうんと頷く次男君。

子:「あ~、この景色ね~、懐かしいわ~」
俺:「3年前だな」
娘:「あんたが陰で立ちションしたんだっけ?」
子:「うわあ、それを言うな!」

三本滝複合_その1
【無名沢の滝(左)と本沢の滝(右)】

さて。

このあと、無名沢の滝を高巻いて、三本滝の観瀑地に移動するのですが、
とにかく落石を起こさないよう、細心の注意を払います。

なにせ観光地ですし、
いつ誰が無名沢の滝下で写真を撮ってたりするか、分かったもんじゃありません。
場合によっては、人身事故につながりかねない超・危険地帯とも言えます。

無事、高巻きを終えると、
深いクマザサを掻き分け、いよいよ三本滝の正面へ。

俺:「ああ、遂に来た…」




人気ブログランキングへ
↑こちらをクリック!
関連記事
tb: 0 |  cm: 0
go page top

コメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://bybuddhist.blog.fc2.com/tb.php/239-d20d9cbf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
go page top

プロフィール

インフォメーション

カレンダー

カテゴリ

今月の人気記事

リンク

RSSリンクの表示