リベンジ
2013/03/16 Sat. 23:03:00 edit
そう!
それは、雲間の滝トンネルを抜けると、すぐでした。
俺:「ふおお! 瀑水が煙っとる!」

【雲間の滝(落差100m)・概観】 (長野県松本市安曇 『障子ヶ瀬』)
我がベンツを狭い駐車スペースに停めると、見上げる絶壁の中程を、ドウドウと落水する雲間の滝・主瀑布。
瀑水が、完全に宙を飛んでいるのが、枯枝を透かして垣間見えます。
何よりも感動するのは、モウモウとした飛沫が、逆光で白く光っているところ!
時間がもう少しズレると、主瀑布自体が、陽光に照らし出されて輝いて見えるに違いありません。
俺:(ちょっと時間が遅かったか…)
雲間の滝は、大きく四つの部分に分けることができるそうです。
最初の主瀑部は、二段の段瀑。
遠く宙を舞っているのは、その二段目だと思われます。
俺:「すげーな」
まさに、葉々が生い茂る前の時期だからこそ観ることのできる景色。
そして、以前、前衛滝だと思っていたのは、雲間の滝の第四部にあたる、最下段部の滝らしい。
俺:「どこかで、全景が観えるといいのに…」
一方、ニセ雲間の滝(幻の滝)は、逆光のため、すっかり影になってしまっていて、肉眼では判別不能でした。

【雲間の滝・主瀑布と飛沫アップ】
そして、いつものように、家族みんなに、映像にて報告会。
俺:「どうや」
子:「う~ん、惜しいゼ! 神秘の滝なのは、間違いないんだけどな」
娘:「春だなあって感じ?」
俺:「いやいや、この絶壁のスケール感だろ!」
妻:「全景が分からないわよ?」
俺:「だから、神秘の滝なんだろうがっ」
兄:「滝本体が光ってたら、完璧だったろうに」
俺:「地元民だと、滝が光り輝く瞬間ってのも狙えるんだろうが、所詮、俺ら旅行者だし!」
言葉上では、いま一つ盛り上がりに欠けてますが、
しかし、我が家にとっての長年の謎が解けて、遂に神秘のベールが明かされた、この手応え。
子:「まじ、真実って、明かされてみれば、案外あっけない」
俺:「明かされるまでの間に、期待値が上がりまくるからな」
娘:「でも、うん、いいと思う」
子:「うん、わるくはないね」
兄:「だな」
ここから先は、プロの世界ということでしょう。

【雲間の滝・最下段部アップ】
俺:「んで、これでリベンジは果たしたよな?」
子供たちに問いかけてみるわたくし。
兄:「欲を言えば、さらに雲間の滝の全貌を知りたい」
娘:「それはある!」
子:「あれだよ」
子:「リベンジの次は、リサーチ!」

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