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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

デート

妻のアルバムを開くと、わたくしと恋人だった頃の写真が、
さりげなく前の方に収められています。
中でも、結婚直前に木曽路を巡った小旅行デートは、随分と印象に残っているようで、
そのページは、特に色々とデコレートされ、メモまで添えてある…

娘:「これ、うるう滝とか行った時でしょ?」
妻:「そうだけど…」

それがまた、随分と気になるらしいお嬢さん。

妻:「そんなこと、どうでもいいじゃないの」(笑)
娘:「ごまかさないで、ちゃんと教えて」

違うぞ、娘。
お母さんは、誤魔化してるんじゃなくて、照れているんだよ。

高樽の滝_その1
高樽の滝(落差30m)・全景】  (岐阜県中津川市加子母 『高樽谷』

仙樽の滝を出発して渡合温泉に向かう途中、
付知峡高樽谷の出合いに、「高樽の滝」が懸かっています。
渡合温泉は、社会人になって初めて妻と外泊した、小旅行デートの地でもあり、
高樽の滝を観瀑するのは、本当にン十年振りです。

ところが…

俺:「あれえ? なんか滝の感じが変わってる…」

そう。
実は、高樽の滝をバックに妻を撮影した写真(秘)が、何枚か残っているのですが、
確か、この滝って、チョックストーン気味だったハズ。

娘:「は? チョックストーンって何?」
子:「おまえ、土石流で流された大岩って、ゴルジュで、どうなると思う?」
娘:「狭いから、引っ掛かる……」
子:「そ。その引っ掛かった大岩がチョックストーン
娘:「へえ」
子:「で、その大岩を乗り越えるようにして出来る滝を、チョックストーン滝って言うんだよ」
娘:「じゃあ、高樽の滝も、昔は大岩でふさがれてたってワケだ」

高樽の滝_その2
【高樽の滝・高速シャッターで】

子:「それ、いつくらい前の話だろ?」
俺:「はあ?俺に歳の話は聞くんじゃねえよ!」
子:「そうじゃなくて! 苗名滝の例だってあるワケだし、年代を確定したいじゃん」

そう言えば、ものの本によると…

その昔、苗名滝は、その落口中央部に岩があって、二条瀑だったそうなのです。
ところが、材木を切り出して川に流しているうちに、その岩が取れてしまって、今の滝姿になったのだとか。


娘:「へえ。じゃあ、ここも土石流で、チョックストーンが取れちゃったとか?」
子:「たぶんね」
俺:「ま、少なくとも、20年以上は前の話だわ」
娘:「あたしは、まだ気配すらない頃だね」

気配ですかあ…

子:「お父さん?」
俺:「あ、いや、かつてあったものが変わってしまうって、なんか寂しい」

高樽の滝_その3
【高樽の滝・落口】

娘:「ねね!」
俺:「なんだ?」
娘:「温泉でデートっていいね!」

ふふふ。
唐突ですが、温泉好きのお嬢さんらしい意見。

子:「は? 秘湯は、独り静かに堪能するものだろ」
娘:「家族でデートがいいんじゃん」
子:「う。それは、まあその…」
俺:「そうだな」

来年の夏休みは、滝と温泉をセットにしての家族旅行(デート?)もいいかも知れませんな。

子:「だけど、僕、中学デビューしたら部活入るつもりだから、夏は忙しくなるぜ?」
娘:「大丈夫。あたしとお母さんとお父さんの三人で行くから」
子:「そりゃ無理だろ。兄貴もいるし、お母さんは留守番」
娘:「え~そんな~!」

何気に残念そうな娘。

娘:「お父さんとのデートになるのか…」




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