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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

迫力にせまる!

今年の夏、子供たちは、いつもと違っていました。

娘:「ねえ、めんどくさいから、一緒にやらない?」
子:「お、いいねえ」
妻:「確かに、その方が、効率が上がるかもね」
娘:「そう。アイディアも豊富だよ」
子:「へっ。これぞ、三人寄れば文殊の智恵」
俺:「二人だけどな!」

なんと、日頃、喧嘩ばかりしている二人が、
夏休みの自由研究に限っては、協力し合うというのです。

兄:「ほんと、こういうことだけ息が合うのな、おまえら」

そう!
二人とも、研究テーマは「滝の迫力にせまる!」


【夏の自由研究・次男君編】(妻撮影)

俺:「で、なんだ、これは」
子:「うん! まず、滝の迫力を定義するところから始めたんだ」
俺:「あのな…」
子:「ボクは、落差水量こそが、滝の迫力を形成する因子の全てだと思う」
俺:「いや、そうじゃなくて。これ、今年行った滝が一つもないぞ?」

急に、ニヤニヤし出す次男君。

子:「ふふ、言うと思った。このウラには、実は、深い思想があるんだ」

思想とな。

俺:「聞かせてもらおうか」
子:「去年の自由研究で、調査範囲を全国に広げたんだけどさ…」
俺:「おう」
子:「クラスのみんなには、パッとこなかったらしくって…」
俺:「おう」
子:「一昨年の自由研究の時みたいな、ブームが起こらなかったんだよ」

ふ~ん、ブームになっとったんか。
それは知りませんでした。

俺:「で、今回、調査範囲を絞ったと」
子:「そう!」
俺:「で、クラスのみんなは、山梨・長野・岐阜に、なぜか、パッとくるのな?」
子:「あっ………」

沈黙。

子:「えーっと…」

自由研究_その3-2
【夏の自由研究・娘編】(妻撮影)

娘:「ねね、あたしのも聞いてよ!」
俺:「はいはい」
娘:「あたしはね、落差水音の大きさ静けさの四つで、迫力が決まると思うんだ」

ほう。
次男君より、定義が緻密じゃないですか!
これは、意外とデキルのかも知れない。

俺:「で、この『静けさ』ってのは?」
娘:「さすがお父さん、目の付け処が違うね!」

お褒めにあずかり、恐縮です。

娘:「滝って、そこらへんにチョロンと懸かっているのと、真っ暗なゴルジュに懸かってるのとでは、全然、迫力が変わるじゃん」
俺:「おお、その通りだ」
娘:「このドワーッと圧倒するような大自然こそ、『静けさ』ってこと」

つまり…

語彙が不足しているってことか。

俺:「それを、どういう基準で評価したの?」
娘:「女のカン」

やはり小学生ですな。

俺:「で、聞くぞ?」
娘:「どうぞ」
俺:「お前も、今年行った滝が一つもないな?」
娘:「あははは。男が小さいこと、気にしない」
俺:「さらに聞くぞ? なぜ、白糸の滝が入っている」
娘:「はあ? 幅が一番大きかったからじゃん」

あそこは、確か、観光化の悪い影響を受けて、
滝前は、汲取り便所の臭いがしていたハズなんだが…

娘:「あっ………」

沈黙。

娘:「えーっと…」




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