認めるよ
2012/02/08 Wed. 00:02:02 edit
弥彦山の麓、越後七浦シーサイドラインの立壁トンネルを抜けてすぐのこと。
俺:「あれはなんだ?」
一瞬、わたくしの視界をよぎった白い流身。
なんだか、木々の隙間から滝が見えた気が…。
慌ててユーターンして近くのスペースに車を停め、崖下まで来てみると…

【無名滝(目測落差40m)・中段部概観】 (新潟県新潟市西蒲区間瀬)
俺:「ふおおお! こんなところにも滝がある!」
これが、結構な規模の滑滝が落ちているではないですか。
いや、もうホントに滝だらけ。
これ、夏だったら、樹木の陰に隠れてしまって、決して発見できなかったでしょう。
木の葉が落ちてしまっている今だからこその出会い。
さらに目を凝らして観察すると、滝の上流側から、導水パイプが引かれているのが見えます。
俺:「ふむ。ってことは、あの辺りに作業用の杣道があるか…」
道があるのならば、スーツに革靴でも、滝の側に近づくことが充分可能なのでは。
俺:「よおし。チャレンジ!」

【無名滝・上段部】
俺:「キタキター!」
滝の落口に向かって、革靴でゆけるギリギリの所まで詰めてみたら、
なんと、滝の上段部は、本流の滑滝と、支流の直瀑の双門になっている!
こんなショボい沢に、なんというスペクタクル!
これは、わざわざ登ってきた甲斐があったってもんです。
俺:「この滝最高のクライマックスが、道路からは見えないなんて」
そして下流を振り返れば、滑滝がそのまま海に注ぎ込むような不思議な景色。

【無名滝・下流部を遠望】
みんな:「「うわー!」」
滝映像に歓声を上げる子供たち。
娘:「これはキレイだね~」
子:「海まで、こんなに近いんだ。美しい」
俺:「いやあ」
思わず照れるわたくし。
俺:「靴なんかしっかり準備してたら、もっと美しい写真が撮れたかと思うと、ちょっぴり残念だけどな」
子:「しょうがないよ。滝は、一期一会だから」
確かに、滝って、一期一会なところがあります。
実際にこのあと、新潟は大雪が降り、不順な天候が続きました。
だから、こんなショットが撮れたのは、この日のこの時間帯のみ。
子:「お父さんは、ビッグ・チャンスをものにしたってことだよね」
俺:「そうかもな」
子:「うん、認めるよ」
何をだい?
子:「ショボ滝には、ショボ滝の魅力があるってこと」

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俺:「あれはなんだ?」
一瞬、わたくしの視界をよぎった白い流身。
なんだか、木々の隙間から滝が見えた気が…。
慌ててユーターンして近くのスペースに車を停め、崖下まで来てみると…

【無名滝(目測落差40m)・中段部概観】 (新潟県新潟市西蒲区間瀬)
俺:「ふおおお! こんなところにも滝がある!」
これが、結構な規模の滑滝が落ちているではないですか。
いや、もうホントに滝だらけ。
これ、夏だったら、樹木の陰に隠れてしまって、決して発見できなかったでしょう。
木の葉が落ちてしまっている今だからこその出会い。
さらに目を凝らして観察すると、滝の上流側から、導水パイプが引かれているのが見えます。
俺:「ふむ。ってことは、あの辺りに作業用の杣道があるか…」
道があるのならば、スーツに革靴でも、滝の側に近づくことが充分可能なのでは。
俺:「よおし。チャレンジ!」

【無名滝・上段部】
俺:「キタキター!」
滝の落口に向かって、革靴でゆけるギリギリの所まで詰めてみたら、
なんと、滝の上段部は、本流の滑滝と、支流の直瀑の双門になっている!
こんなショボい沢に、なんというスペクタクル!
これは、わざわざ登ってきた甲斐があったってもんです。
俺:「この滝最高のクライマックスが、道路からは見えないなんて」
そして下流を振り返れば、滑滝がそのまま海に注ぎ込むような不思議な景色。

【無名滝・下流部を遠望】
みんな:「「うわー!」」
滝映像に歓声を上げる子供たち。
娘:「これはキレイだね~」
子:「海まで、こんなに近いんだ。美しい」
俺:「いやあ」
思わず照れるわたくし。
俺:「靴なんかしっかり準備してたら、もっと美しい写真が撮れたかと思うと、ちょっぴり残念だけどな」
子:「しょうがないよ。滝は、一期一会だから」
確かに、滝って、一期一会なところがあります。
実際にこのあと、新潟は大雪が降り、不順な天候が続きました。
だから、こんなショットが撮れたのは、この日のこの時間帯のみ。
子:「お父さんは、ビッグ・チャンスをものにしたってことだよね」
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何をだい?
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