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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

シブい

妻:「ねえ、今年の滝ベストはどうするの?」
俺:「そうだなあ……」

部屋の大掃除をしているわたくしに、妻が喋り掛けてきました。

俺:「今年は、子供たちを、あまり滝見に連れて行けなかったからなあ」
妻:「別に、実際に行ってなくてもいいんじゃない?」
俺:「そうやなあ」
妻:「映像ベースで選んじゃったら?」

ふむ。それで行きましょうか。

俺:「じゃあ、次のお休みにでも、我が家の滝ベスト選考パーティーを開くかな?」
妻:「いいわよ」
娘:「やったー!久々の滝パーティーだ!」

ふわっ! 娘!
てめ、どこから湧いて出た!


My BEST 2014
【Waterfalls in Japan My Best 2014】
  (クリックすると、YouTubeへジャンプします)


兄:「コレ、なんか百選滝が多くね?」
子:「いいじゃん。今年のチョイスは中々シブいよ」




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ステキな対面

俺:「なんてステキな滝との対面なんだ!」

前川本谷大滝_その1
前川本谷大滝(落差60m)・全景】  (長野県松本市安曇 『前川本谷』

薄氷の張る、とある晩秋の日。

前川本谷を遡行してきたわたくしは、
上流に見えてきた目標の大滝に、思わず感嘆の声を上げてしまいました。

そもそも約一週間前に大雨が降っていたので、
もう少し沢が荒れ、増水しているのではないかと心配していたのです。

子:「乗鞍岳って森林が豊かだから、大地の保水機能がしっかりしてんじゃね?」

まさにその通りでしょう!
予想の遥か上をゆく、滝と沢の美しさ!

晩秋に相応しい少なめの水量で、
前川本谷大滝は、その流身を風にたゆとうていました。

前川本谷大滝_その2
【前川本谷大滝・落口アップ】

娘:「迸る水がキラキラじゃん」

そして、いつもの通り、映像を前に感想を述べてくれる家族たち。

妻:「さすがに紅葉には遅かったみたいね」
子:「でも、それが却って、滝の素顔に出合えた感じになってる」

ふむふむ。

娘:「ねね、ここ、前にあたしが行きそびれた滝だよね?」
俺:「おっ、覚えていたか」
子:「おやじ、コイツ、そこまでバカじゃないから」

ペシッ!

子:「……」
兄:「兄をはたくな。お前をバカにしたのは、おやじだ」
娘:「ゴメ~ン」
俺:「まてまてまてまて!」

それは違います。

妻:「あれね、風切り音のノイズがスゴイわね」
娘:「ちょっと耳につくよね」
俺:「集音専用の、防護カバーがついてるマイク、買おうかなあ」
兄:「いいんじゃね? ってか、オレ、それで滝音を聞いてみたいわ」

前川本谷大滝_その3
【前川本谷大滝・大伽藍】

家族の受けは上々。
わたくしとしても、本年の観瀑を「前川本谷大滝」で終えられることに、
この上ない達成感を味わうことができました。

娘:「風にたなびく水しぶきがいいよね~」
妻:「文字通り、水のカーテンじゃない」
兄:「これはいい滝だ」
子:「本年のクライマックスが、最後の最後にやってきたな!」




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ボロボロ

わたくし、以前に阿多野郷川東谷大滝を訪瀑したことがあります。
しかし大滝の訪瀑中、雷雨に襲われたため、
中途半端なところで、泣く泣く観瀑を切り上げることになってしまいました。

なので、
その下流にかかるダナの滝
それこそ、文字通りの通り過ぎるだけに終わっていまい、
爾来、ずーっとリベンジの機会を狙っておりました。

俺:「今日こそは、千載一遇のチャンスなり!」

ダナの滝_その1
ダナの滝(落差30m)・下段部】  (岐阜県高山市高根町阿多野郷 『阿多野郷川』

ダナの滝は全部で6段段瀑です。
しかし、滝壺からは、ほぼ最下段しか見えません。

俺:「何か物足りないぞ」

不満を覚えたわたくしは、
対岸の斜面を這い上がって、更にその上段が見えないか、チャレンジしてみました。

が……。

俺:「ありゃりゃ。あんまし変わんねえや」

斜面上から眺めても、見えるのは、落差の小さな五段目まで。
滝が奥の四段目で屈曲しているので、
ダナの滝全体像を俯瞰することができないのです。

俺:「う~ん。滝の規模からして、一段目から四段目がクライマックスなんだろうけどなあ」

ダナの滝_その2
【ダナの滝・遠景】

我が家に戻ると、
早速、みんなにダナの滝の映像を観てもらいました。

が……。

子:「これ、滝をウォータークライムしないとダメじゃね?」
俺:「そこまでの技量がないし、だいたい晩秋に滝シャワーは無謀だろ!」

娘:「紅葉が、あんましキレイに撮れてないよ?」
俺:「いやいや紅葉なら、写真じゃなくて、ビデオの方を観てくれよ!」

妻:「最下段部を滝壺から見上げた方が、迫力があったんじゃない?」
俺:「晩秋の水量減で、迫力を求められてもな!」

なんだかわたくし、みんなに叩かれてる?

兄:「ウヒヒヒ」
俺:「なんやその笑いは?」

兄:「おやじボロボロ!」




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幻の跡

娘:「ねえ、お父さん、アレ」

かなり遅めのお昼ご飯を、「御食事処いちすけ」で食べようと、
テーブルに座った時のことです。

俺:「見たことのない滝だな」

娘の指さす先に、
簡素な額に入った滝の写真が、壁に飾られていました。

娘:「すごい立派な滝じゃん」
俺:「近くにあるんだろうか」
娘:「ねね、聞いてみたら?」

幻の大滝跡_その1
幻の大滝跡(目測落差200m)・遠景】  (岐阜県高山市奥飛騨温泉郷田頃家)

早速、注文のお蕎麦を運んで来て下さった女将さんに聞いてみました。

そしたら!

お店のすぐ近くにある永昌寺のウラの崖に、
大雨直後限定で懸かる「幻の大滝」なのだそうです。

娘:「うわ~!」
俺:「これは、晩秋に撮影されたんですか?」
女将:「そうなんです。主人が、何年か前の台風直後に撮ったんですよ」
娘&俺:「「へえ~」」

どこか誇らしげな女将さん。

俺:「普段は見れないんですよね?」
女将:「そうですね」
娘:「今日とか…」
女将:「地元の者でも、めったなことではお目に掛かれませんから」


間。


娘:「そっか~」

幻の大滝跡_その3
【幻の大滝跡・概観】

お店で飛騨蕎麦を堪能したあと、早速、突撃してみました。
バス亭「田頃家」の付近に車を停めます。

娘:「あ、あそこだ!」
俺:「むう。あこそに懸かるのか……」

なんという圧倒的な岩崖。

娘:「落差は100mを超えるよ?」
俺:「おう、200mはあるだろ」
娘:「壮観だ」
俺:「すげえな……」


間。


娘:「ねね、あたしたちも、今度、台風直…」
俺:「却下!!」




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