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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

自然のまま

子:「さて、今年もベスト滝を決めたいと思います」
娘:「ハイハイ!リクエスト!」
子:「そこ、どうぞ!」

毎年恒例となったBEST選定。
なのですが…
なぜに、次男君が仕切っている…

娘:「お父さんの編集は、いつもバックに音楽が流れます」
子:「うん」
娘:「良い曲だとは思うけど…」
子:「けど?」
娘:「あたしの趣味には合いません」
子:「フムフム」
娘:「さらに!」
子:「さらに?」
娘:「滝は、自然のママが、一番美しいと思います」
妻:「そうなのよね!」
兄:「禿同!」 (激しく同意します・の意)
子:「まさしく、その通り!」
俺:「……」

とういうワケで…

皆様のリクエストにお応えすべく、
「大自然」を主題に、2013年のベスト瀑布映像を作ってみました。

BEST2013.jpg
【Waterfalls in Japan My Best 2013】
 (クリックするとYoutubeへジャンプします)

俺:「これでどう?」


間。


俺:「どう?」




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目と耳で

娘:「ねね、イイ感じなんだけどね」
子:「だねえ。惜しくも、あと一歩で百選から漏れましたって感じ?」

ふむ、お二人の感想、
なかなか本質を突いている気がします。

俺:「山梨県って、美瀑だらけの激戦区だからなあ」

見神の滝_その3
見神の滝(落差42m)】  (山梨県南巨摩郡早川町雨畑)

雨降りしきる秋のこと。

霧に阻まれて、幾つかの観瀑が不発に終わり、
最後に、ここ「見神(けんしん)の滝」を訪瀑しました。

俺:「思ったよりも、美瀑だったわ」

何よりも目を引くのが、落口で瀑水が飛び出す、独特のヒョングリ。
そして、一見、直瀑のように見えながら、実は、急角度の雨樋状に滑り落ちる瀑水。

娘:「滝の形は美しいよね」
子:「しかし、音がショボイ」
俺:「雨樋の部分が微妙に傾斜してて、滝の勢いを殺してしまってるんだよな」

ビデオだと、
目を閉じた時に、滝音が、まるでせせらぎの音や雨滴の音にも聞こえてきます。

子:「滝壺が浅いし」
娘:「こう、迫力に欠けるよね」

そう、この辺りが、
山梨県内の百選滝と比べて、見劣りするように感じられるポイントではないでしょうか。

見神の滝_その2
【見神の滝・落口アップ】

もちろん、マイナス・ポイントばかりではありません。

まず、滝まわりの植生ですが、
滝壺付近ほど、流身まわりの岩が幅広く露出し、
落口に近づくに従って、植生際が流身に近づいて岩の露出が狭まるため、
滝が、実際の落差よりも、かなり高く見えます。

俺:「落差が60mとか70mとかでも、違和感なかったな」
子:「本棚とかとパターンが似てる」
娘:「うんうん」
子:「これは、ボーナス・ポイントだ!」

ボーナス…

娘:「あと、落口のヒョングリがキレイでしょ」
子:「これは、チャーム・ポイントだ!」
娘:「まわりの木々がキレイだし」
子:「これは、環境ポイントだ!」
娘:「岩肌とかも、キレイだよね」
子:「これは……何ポイントだろ?」
兄:「知らねえよ」
子:「へっ! この滝は、一言で言うとだね」

何だよ?

子:「一言で言う___」
妻:「目で見るとイイ滝だけど、耳で聞くと迫力に欠けるワケね」


間。


子:「……それです」




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みてくれ

大雨後の限定滝と聞いていたので、
それなりにまとまった量が降ったあとを狙って、勇んでやってきました。

のですが…

俺:「あれえ…?」

千波の滝_その4
千波の滝(落差80m)・全景】  (山梨県西八代郡市川三郷町畑熊 『芦川蛇沢』

我が家のビデオでチェックしても、水量がさほど多くなくて、凄くもったいない感じ。

子:「だけど、見るからに森が深いし、意外と、こんな感じで安定してるんじゃないの?」
俺:「いやいや、大雨限定っていうくらいだから、夏場なんかは、結構、涸れたりしてるハズだぞ?」
娘:「えっとね…こういうことだと思う」

わたくしのプリンターから、A4用紙を勝手に引っこ抜くと、それに図解を書き始めるお嬢さん。

娘:「この辺りの山って、硬い岩盤がメインなんだよ、きっと」
子&俺:「ふむふむ」

映像で見ても、確かにそんな雰囲気ですな。

娘:「すると、岩盤の上に乗っかってる土の層が薄くなるじゃん?」
子&俺:「うんうん」
娘:「だから、森に貯めておける水量も限られる」
俺:「なるほど」

お嬢さん、ここで紙を裏返すと、新たな絵を書き始めます。

娘:「この保水量だと、30m滝には、ちょうどいいくらい」
子&俺:「おおお?」
娘:「でも、80m滝だと水が足りなくて、ショボくみえちゃう。きっと」
子&俺:「ふおお!」
娘:「どう?」
子:「おまえ、それ、スッゲー理に適ってるし!」

こ、これは!
凄いじゃないですか!
こんな緻密で大胆な推理を展開するなんて!!

わが娘よ、いつの間に、こんなに成長してくれていたのか。
ああ、
父としての喜びが、しみじみと押し寄せる……

子:「おやじ、ここ泣くところじゃないから」

千波の滝_その2
【千波の滝・上段アップ】  (画像をクリックするとYoutubeへジャンプします)

子:「じゃ、おまえの仮説を検証してみよっか」

テレビの映像をズーム・アップさせる次男君。

子:「どうだ!」
娘:「ほら、アップにすると、滝の風格が出てきた!」
子:「だな。これで、上部20mくらいだわ」
娘:「ねね、なかなかイケるじゃん」

た、確かに。
落差が20~30mくらいなら、この水量でも、さほど違和感が無いじゃないですか。

子:「これは、八滝三階の滝の比較を連想させるねえ」
娘:「ああ、それ!」
子:「滝の落差が大きくなると、それに相応しい水量が求められるワケだ」
娘:「分かってくれた~?」

ムフフと得意げな娘。

子:「じゃ、お前が発見したこの法則に敬意を表して、名前を付けてよ」
娘:「な、名前?」
子:「そ。カッコイイのを頼むわ」
娘:「う~ん…」

娘:「みてくれの法則!」

子&俺:「……」



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体感

当初、根尾の滝観瀑は、険しい道程のために、結構、手こずるのではないかと思っていました。

ネットで情報を検索してみて、だいたい共通して出てくるのが、
登ったり降りたりの急斜面と、片道1時間以上かかる観瀑路。

俺:「ところがだ。実際に行ってみたら、思ったほどキツくなかったんだよ」

間。

子:「そりゃあ」
娘:「お父さん」
兄:「滝怪獣だし!」

やかましいわ!

根尾の滝_その4
根尾の滝(落差63m)・全景】  (岐阜県下呂市小坂町落合 『濁河渓谷』

ところで、
根尾の滝の公称落差は63mですが、世間一般には、40m程度だろうと言われています。

兄:「いやいや、これ、40m以上は、余裕であるだろ!」
子:「うん、あるよ、コレ!」

それに真っ向から対立する子供たち。

どういうことかというと、
以前に行ったことのある秋田県の泊滝の落差が、確か20m。

その泊滝と、根尾の滝を映像で見比べいるのですが、
この根尾の滝、どう贔屓目に見ても、泊滝の倍以上あります。

兄:「だろ!」
娘:「きっと、両方とも、サバ読んでるんじゃない?」
妻:「そうかもよ。ほら、滝好きって、落差を高めに見積もる傾向があるじゃない?」

みんな:「「!」」

兄:「あるわ~それ」
子:「ボク、思いっきし思い当たる」
娘:「だって、苦労して行ったらショボ滝だった!って、許せないじゃんね」
兄:「あ~、それ分かるぅ~!」
子:「やっぱ、自分の苦労に見合う成果が欲しくなるし!」

ウム、落差を高めに見積もる傾向ってのは、確かに、あるかも知れません

が…

俺:「結局、お前ら的に、根尾の滝は何メートルになるのよ?」
娘&兄:「「はい?」」
子:「あ~……」

根尾の滝_その2
【根尾の滝・落口】

深まりゆく秋の気配に、吐く息が白くなる渓谷の空気。
紅葉のピークから少し外れているからか、観瀑客は、わたくしただ一人。

俺:「ウハハハ!この贅沢な景色を独占!」

ただ、渓谷の水はすっかり冷え切っていて、
ネオプレンソックスを履いていても、完全に水ボチャするのは躊躇われます。

なので、当初予定していた滝壺見学は取りやめ。

娘:「うわあ、もったいない」
俺:「風邪ひきたくなかったんだもん!」

代わりに、薄暗い渓谷を、写真やらビデオやら、あらゆる角度から撮影してきました。

俺:「なんだか、映像を撮り過ぎちまったよ」

もともと、わたくしのポリシーは、写真も映像も、必要最小限あればOK。
まあ、写真技術を向上させるなら、もっと貪欲になった方がよいのでしょう。
しかしそれは、わたくしにとっては、滝を満喫するという、観瀑の一手段にしか過ぎないワケです。

子:「ま、それだけ根尾の滝が美しかったということで」

根尾の滝_その3
【根尾の滝・遠景】

子:「やっぱ、その人の体感によって、滝って、いろいろと変わるんだと思うよ」

体感ねえ…

娘:「どゆこと?」
子:「ほら、お父さんだから、滝までの道が簡単に感じられた」
娘:「あ~」
子:「ボクら、泊滝を知ってるから、根尾の滝がでかく感じられる」
娘:「そだね」
兄:「人が変われば、また違った感想になるだろうし」
娘:「うん」
子:「つまり!」

子:「根尾の滝は、ボクらの体感を揺さぶらずにはいられない名瀑ってことだ!」




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