05«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

分かれ目

【遠大な計画・最終章!】
& 【秘瀑探検 その8】

子:「やっぱ、人外感が半端ないゼ!」
娘:「神秘的~!」
妻:「秘境感たっぷりね!」
兄:「これ、完璧に滝怪獣の世界だろ」

うおい!
滝怪獣言うの、やめてください。

茶釜の滝_その1
茶釜の滝(落差100m)・全景】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

茶釜の滝へ到るには、主に、
長丁場で山越えする大場谷地ルートと、
泊滝を超えて沢沿いにアプローチする夜明島渓谷ルート
二つがあります。

わたくしとしては、(条件付きで)泊滝経由の渓谷ルートの方をおススメするワケですが、
その理由の一つが、前衛滝を高巻く鉄ハシゴにあります。

娘:「どゆこと?」
俺:「うむ。結局、どちらのルートも、最後で前衛滝の高巻き鉄ハシゴを登るんだが…」
娘:「うん」
俺:「これが、泊滝の高巻きハシゴより、難易度が高いんだ」

泊滝の高巻き鉄ハシゴが危険だからということで、大場谷地からアプローチしても、
結局、それ以上に難易度の高い鉄ハシゴを、最後に登らざるを得なくなるワケです。

娘:「どこが難しいの?」
俺:「ポイントは二つだな」
娘:「うん」
俺:「途中、壁面の凹凸具合で足場がなく、手も掛けにくい箇所がある」

つまり、空中で、何段か段を飛ばさなければいけません。

子:「ひえ、こわ!」
俺:「さらに、登るに従って、ハシゴが斜めになる」
娘:「は? どゆこと?」

つまり、ハシゴの傾斜が60度とか45度とかになってゆきます。
プロの沢屋さんなら、立って歩く所なのでしょう。

が、手すりも無いですし、転落したら終わりなので、
わたくしとしては、四つん這いで行くしかない。

娘:「へえ。アスレチックみたい」
俺:「たわけ」

これ、動きづらくて恐怖だから!

子:「あれ? 渓谷ルート最大の核心は、泊滝落口の徒渉だったろ?」
俺:「そうね」
子:「なら、それが避けられるだけでも、大場谷地ルートって利点があるじゃん」
俺:「いやいや。同時に、遭難者や行方不明者が、メッチャ多発しているから」

渡渉ミスか、遭難か___

まさに、どちらのリスクを背負うかが、
茶釜の滝へのルート選択の分かれ目となるのではないでしょうか。

妻:「要は、鉄ハシゴは、ルート選択のモノサシにはならないってことね」

そうそう!
それが言いたかった!

茶釜の滝_その2
【茶釜の滝・高速シャッター気味に】

茶釜の滝・本瀑、実際の落差は、60m程度だと思われます。
そんなに高所から落水している印象はありません。
滝見テラスでの率直な感想は、「アレ? 低い…」
前衛滝と併せた落差が100mというのが、本当のところでしょう。

娘:「じゃあ、鉄ハシゴだって、100mも登ったりはしないんだね」
俺:「ま、そうだな」
子:「ふむふむ」

腕を組む次男君。

子:「結局、すべての分かれ目は、泊滝落口の渡渉収斂されてゆくな」

また、カッコ付けた言い回しをしやがって。

娘:「ねね、しゅうれんって何?」

…。




人気ブログランキングへ
「遠大な計画」、ここに完!
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 0
go page top

中共の未来


選挙戦も大詰めで、忙しい毎日が続いております。
何と言っても、幸先良い都議選の保守大勝利、ありがたい限りです。

さて、今日は久々に、選挙には直接関係しない、マスゴミが流さない辺りの小ネタ集です。



【壱】
中国共産党が、いよいよ国外侵略に乗り出す。
具体的には、【このままであれば】、まもなくフィリピンと、実際に砲弾が飛び交う交戦状態になる。
何故なら、中国人民解放軍が、ルソン島沖のスカボロー礁(ルソン島のすぐ近く)に、軍地基地建設を始めたから。

【弐】
スカボロー礁に軍地基地ができるということは、中国によるフィリピン植民地化の流れは、もはや不可避。
いずれ、フィリピンの国運を賭けた戦いが始まらざるを得ない。

【参】
さらに、スカボロー礁に中国の軍事基地ができれば、シーレーンが完全に中国制海権内に落ちる。
そうすれば、石油の輸入などが完全にストップし、間違いなく日本も干し上げられる。
それは、憲法九条を改正し、中国人民解放軍と戦える体制を整えない限り、結局において、日本も、中国共産党に植民地化されるということ。
習近平は、先般のオバマとの8時間に及ぶ会談で、そのための布石を打った【つもり】。

【肆】
中国共産党とは、日本を完全滅亡させるシナリオを描いている、明確な【敵】である。




【姫川・蒲原沢F1&F2(総落差40m)概観】



【伍】
翻って、中国国内では、既に経済崩壊が始まっており、かつて無い件数の人民暴動が絶えない。
さらに、自由主義思想(ハイエクなど)が、凄い勢いで、香港や台湾から中国本土へ逆輸入されており、これらが人民暴動に思想的根拠を与え、反共産党勢力が台頭しつつある。

【陸】
中国共産党は、国外に明確な【敵】を設定して戦いを仕掛けない限り、国内の統制が不可能な状況に陥りつつある。
習近平には、もはや一刻の猶予もない。人民解放軍すら、習近平の【命令】を聞かずに、独自に動いていると言ってよい。

【漆】
7/4(木)は、米では独立記念日であり、日本では選挙の公示予定日。両国ともに行政が止まる日。
【このままであれば】、この日の前後に、北朝鮮などの反日国家が、中国の策略のもと、何らかの動きに出る可能性が高まっている。
少なくとも2013年内に国外侵略の動きを起こさないと、中国共産党は、中国国内の統治能力を失って、人民解放軍を中心とした軍区同士の【内乱】状態になると思われる。





人気ブログランキングへ
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 0
go page top

一期一会

【遠大な計画・第11章!】
& 【秘瀑探検 その8】

俺:「あれえ~?」

事前情報によると、茶釜の滝・本瀑手前にある、前衛滝の高巻き用ハシゴに取り付くためには、トラロープでもって、10mほど泥斜面を這い上がらなければならないハズでした。

ところが実際は、いきなりハシゴに取り付くことができて、とっても拍子抜け。

俺:「これか!この左岸の崖崩れが原因か!」


茶釜の滝〈前衛滝〉(落差20m)・正面】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

川いっぱいに散乱している巨岩には、しっかりと苔やら草やらが生えていたので、
崖が崩れたのは、そんなに最近ではないと思うのです。

しかし、前衛滝が小じんまりとサイズ・ダウンしているのは、
明らかに、左岸崩壊によって滝下が埋まってしまったからに違いありません。

子:「ビデオでも、落差が半分になってんじゃんよ」
俺:「おかげで、楽々とハシゴに取り付けたわけだが」

得をしたのか、損をしたのか、
ちょっと微妙なところです。

娘:「奥にも滝が見えるから、二段の段瀑だね」
子:「上段は5mくらいかな」
俺:「下から見上げるアングルだから、実際は、もう少しあるだろ」

推測するに、上段10m、下段10mで、
併せて20mというところじゃないでしょうか。

娘:「ねね、もともとは、どのくらい落差があったんだろうね」
子:「かつて、取り付きのロープが、10mほど垂れていた、という証言をもとに考えると…」
娘:「30mはあったよね」
子:「うん、間違いなくあったな」


【茶釜の滝〈前衛滝〉・アップ】

こう、わたくしも、初心者だった頃は、
滝って、古の過去から未来永劫に渡って、ゆっくり姿を変えてゆくものだとばかり思っていました。

しかしながら!

こういう現場に何回か出会うと、
大雨や台風のたびに、全国でどこかの滝が、こんな風に激しく姿を変えているという事実に、改めて気付かされます。

そう、滝が、まるで儚い夢物語のよう。

子:「そりゃ、そうだろ」

サムズ・アップする次男君。

子:「滝とは、まさに一期一会なり!」




人気ブログランキングへ
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 0
go page top

よお!

【遠大な計画・第10章!】
& 【秘瀑探検 その7】

誰:「よお!」
俺:「ぎゃあああ!!」

マジで心臓が止まる!

「白布の滝」を撮影していたら、突然、背後から声を掛けられたわたくし。
こんな秘境を、平日のこの時間帯に、わたくし以外の方が遡行してくるなんて、全くの想定外!

誰:「…」
俺:「…」

シュタッと右手で敬礼をとられると、その方は、そのまま上流へ去って行かれました…


白布の滝(落差10m)・全景】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

みんな:「「ぎゃあああ!!」」

ビデオで白布の滝映像を観ていた子供たち、やっぱり、同じところでビビりまくり。

娘:「な、なに今の声?」
子:「お父さんの声じゃないよね?」
俺:「叫んだのは俺だが」
娘:「そ、そうじゃなくて!」

もちろん分かってます。
今にして思えば、あれは、地元の釣り師さんか、山菜採りさんですな。

子:「釣り師…」
妻:「確かに、人気のない山奥で人を見かけたらホッとするし、声も掛けたくなるかも知れないけど…」
娘:「でもこれ怖い」

娘よ、
分かってくれるか。


虎の尾の滝(落差5m)・遠景】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

子:「ねえ、お父さん」
俺:「なんだ」
子:「さっきの人だけど、釣り師とは違うんじゃない?」
俺:「どうして?」
子:「だって、夜明島渓谷って、魚、いるの?」

は?
どういう意味でしょう?

子:「だからさ、魚が登れない滝を魚止の滝って言うだろ?」
俺:「お…」
娘:「そっか! 岩魚ごときが、あの泊滝を登れるわけないんだ!」
子:「そういうこと!」

ごときって…

子:「だから、夜明島渓谷は、泊滝より上流には、魚がいないと見た!」

ふむ、次男君の言うことには、一理あるように思いますな。
わが子ながら、よく気が付くものです。

虎ノ尾の滝_その2
【虎の尾の滝】

子:「ってことで、さっきの声の主は、山菜採り師で決定!」
兄:「いいんじゃね?」

ははは。

娘:「ねね、岩魚だけど、この虎の尾の滝くらいの落差なら登れるかもよ?」
兄:「無意味だわ~」
娘:「なんで?」
兄:「だいたい、泊滝より上には魚がいないんだろ?」

娘:「あ…」




人気ブログランキングへ
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 0
go page top

無理ゲー

【遠大な計画・第9章!】
& 【秘瀑探検 その6】

子:「う~ん、しょぼい」
娘:「ね」

確かに見栄えはしません。
しかしそうは言っても、あの泊滝の奥に懸かっている以上、この滝も、間違いなく秘瀑でしょう。

俺:「水量も多かったしな」
子:「みたいだね」
俺:「滝下から見上げると、それなりの迫力があったわ」

夫婦滝_その1
夫婦滝(落差4m)・全景】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

東北の沢は、晩夏というか初秋というか、
要は、何回か秋の冷気によって虫たちが叩き落とされた時期が狙い目です。

万一のことを考えて、ヘルメットの上からスポッと被れる防虫ネットを持参していましたが、当初の目論見通り、ほとんど虫影もなく、ネットに用なし。

俺:「快適じゃ」

さらに夜明島渓谷は、夏半ばまで雪渓が残っていることが多いのですが、
流石に、この時期はありませんでした。

むしろ、ジワジワ照りつける夏っぽい日差しと、青々とした草木とが、
わたくしの眼を楽しませてくれます。


ググリの滝(落差10m)・上段部】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

ただ、川の水がもの凄く冷たい。

娘:「もの凄くって?」
俺:「これを見ろ」
娘:「腕時計」

いや、
だから新しく買い替えたんだよ。
気づけって。

娘:「それで?」

むう…

俺:「実は、遡行中に転びかけて、腕時計をはめたまま、川床にザブンと手をついてしまった」
娘:「ふ~ん。で、壊れた」
子:「ちょっと待って」
娘:「なに?」
子:「お父さんの腕時計って、確か10m防水だっただろ」

その通りでございます。

子:「手をついたくらいで、浸水するのか?」
俺:「そうじゃないんだが、時計のガラスが、内側から曇ってしまったんだよ」
娘:「は? つまり、どういうことなの」

外気温やわたくしの体温と、水温との差が、あまりに激しすぎて、
普段なら絶対に曇らないような防水時計すら、真っ白に曇ってしまったということですな。

数日後、先代の腕時計はおシャカとなりました。

俺:「水温は、恐らく3℃とか4℃とか、ひと桁台だったろ」
子:「ほぼ氷水じゃん」
俺:「そ」

上半身は汗だくなのに、足先だけ低温で痺れてしまうという、不思議な体験をしました。


【ググリの滝・中段部】

ちなみに、渓谷道は、全般的にウォーター・ウォーキングするのにピッタリな感じ。
ググリの滝付近なんかも、高巻き道がしっかりついているので、安心して遡行できます。

人によっては、茶釜の滝へのアプローチ、
長丁場である大場谷地からの山越えルートを推奨する方もおられます。

しかし、わたくしの感触としては、難関「泊滝」を超えられる技量があるなら、
渓谷道の方をおススメしますな。
なんてったって、茶釜の滝までの道のりが比較的フラットで、遡行距離が短い!

子:「なら、僕にも行けそうかな」
俺:「それは止めておけ」
子:「なんでだよ? ウォーター・ウォーキングにピッタリじゃないのか」

いや、
そうは言っても、あくまでも、上級者向けのお話ですから。

俺:「実際、地元の観光協会では、保険加入とガイド同伴を推奨」
子:「む」
俺:「とても過酷な場所で、相当の体力と技術を要する上に…」
子:「むむ」
俺:「毎年毎年、山菜採りやキノコ採りの方が遭難」
子:「むむむ」
俺:「しかも、熊が頻繁に出没するらしい」
子:「…」

娘:「無理ゲー」




人気ブログランキングへ
※「無理ゲー」=「絶対クリアできないゲームのこと」
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 6
go page top

最大の関門

【遠大な計画・第8章!】

兄:「これ、いいんじゃね?」
娘:「スローシャッターが威力を発揮してる!」
妻:「今年一番の出来ね」

むう!

東北の百選滝で最難関と言われる茶釜の滝
険谷・夜明島渓谷の最奥に懸かる滝ですが、
大倉小滝九階滝早戸大滝と、ステップアップを重ねてきたわたくしは、
いよいよ、この夜明島渓谷に挑んで参りました!

泊滝_その3
泊滝(落差20m)・全景】  (秋田県鹿角市八幡平 『夜明島渓谷』

険谷と言っても、実は、随分とルート整備が進んでいました。
ですので、幾つかの難所を除けば、全般的には楽しく沢登りできるコースではあります。
ズバリ、最大の核心は、峡谷入口のど初っ端に懸かる、この「泊滝」の高巻きでしょう。

娘:「そうなの? この写真、あたしでも高巻きできそうだけど」

甘いな。甘すぎる。

もう陽も高く登っているにもかかわらず、「泊滝」周辺は、木々に囲まれて鬱蒼としています。
なので、写真だと、スローシャッタ―気味の優しげな感じの滝に写ります。

しかし、騙されてはいけません。

ビデオ映像になると、落差が20mしかないのに、思いっきり直瀑で轟瀑のド迫力!。

子:「ほほう、凄まじいではないか、おぬし」
娘:「テレビにおぬし言うなキモイ」


【泊滝・落口とトラロープ・アップ】

「泊滝」の落口は、両岸とも切り立った崖になっており、凄い圧迫感。
ここを巻いて渓谷の奥に進んでいくためには、高さ20m以上はある、この断崖絶壁にかかる鉄梯子を、往復四回も昇降しなければならないのです。

俺:「さすがに、手がブルったわ」
娘:「え~、楽しそうなのに」
俺:「いや、その感想はおかしい」

さらに、「泊滝」落口の急流を、ささやかなトラロープを命綱にして、渡渉しなければなりません。

子:「トラロープって、え?え?え? これのこと?」
兄:「まさか、これかよ!」
娘:「これなの?」
妻:「あなたこれ…」

そう!
まさに、渓谷の最初にして最大の関門でしょう!!

子:「げげげ。渡渉に失敗したら、タダじゃ済まないだろ…」
兄:「足が滑ったら、人生終わるし」
娘:「すごい面白そう…」

お嬢さんの感想が、やっぱりおかしい。


【泊滝・高巻道から】

子:「ああああ、美しいものにはトゲがあるという伝説は、本当だった」
娘:「おおげさ~」
兄:「伝説ちゃうし。ただのコトワザ」

この「泊滝」落口急流の渡渉、
冷静になってみれば、恐らく惣滝での渡渉と同じくらいの難易度です。
ですので、まあ、山慣れた方なら問題ないとは思います。

でも、到底、家族を連れて行く気にはなれませんな。

娘:「『泊滝』を観瀑するだけなら、あたしだって行けるでしょ?」
俺:「いやあ、渓谷道を車で走るのも、一回行けばお腹いっぱいだわ」
兄:「ダート道?」
俺:「もう大変」
子:「まさに、あれだ」

子:「美しいものには…」

みんな:「「それはもういい」」




人気ブログランキングへ
↑こちらをクリック!
tb: 0 |  cm: 0
go page top

プロフィール

インフォメーション

カレンダー

カテゴリ

今月の人気記事

リンク

RSSリンクの表示