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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

甘かった!

【アーカイブ 「10月・日光の滝リサーチ」・その5】

事前情報によると、
「あまりの美しさのため、『霧降の滝』にはひっきりなしに人が訪れるので、ゆっくり写真撮影なんかできませんよ~」

ふふふ。そんな話を聞いてしまうと、ムクムクと頭をもたげてくる反骨精神。

だったら、日の出前に行ってやろうじゃないか!
と、いつものパターンで、薄暗がりの霧降高原の駐車場に到着したのですが…

甘かった!


こんな弱光で、ちゃんと観えているのだろうか? とは思うのですが…。
しかし!
現実に目の前にいるのは、シルバー世代の観光ツアーの皆様

恐るべし。


観瀑展望台では、当然のようにシルバー世代の皆様が日の出待ち。
ただ、結構寒く、シルバーの皆様に長居はキツイし、無理せず撤収するだろうと思われたので、しばらく、展望台が空くのを待つことにしました。


霧降の滝(落差80m)・全景】  (栃木県日光市瀬尾 『霧降渓谷』

30分ほどして、わたくしも、ようやくベスト・ポジションへ。

爺1:「お兄ちゃん、写真撮っとるんか?」
俺:「いや、まあ、そうですが…」

う~ん。今、動画撮影中なので、しゃべり掛けないで欲しいのですが…

婆:「あんた、この人、今ビデオ撮りゆうが。そんなしゃべったらあかんき」

お婆ちゃん、ありがとう。でも、その声もバッチリ録音されてます。

爺1:「お、そうなが。わしも、もう器械の類はわからんで。すまん」
爺2:「今時の若いもんには、敵わんろう、ホラ」
婆:「しゃべったら迷惑や、言うちゅうろう」
爺3:「まあ、ほんな細かいこと言うなや。皆でワイワイやるのがえいんじゃ。なあ?」

そうですよね、と返事するしかないわたくし。


【霧降の滝・上段部】


ひとしきりしゃべった後で「お兄ちゃん、頑張ってな」と、シルバーの皆様が去って行かれると…

すぐに、次のツアー団体様がお越しに。

いや、本当に、早朝からひっきりなしでした。


【霧降の滝・下段部】


子:「お父さん。このおしゃべり、邪魔だよ」

DVDに向かって文句を言う次男君。

娘:「かけあい漫才みたい」
俺:「しかたねえの。人気の滝なんだから」
子:「ふーん。ボク、写真で観るだけでいいや」

人工臭を嫌う次男君。どうも、霧降の滝は、彼のお気に召さなかったようです。
観光滝のジレンマ
ですな。

俺:「ん? それにしては、華厳の滝はOKだよな。なんで?」
子:「スゲーし、落差はあるし、あたりまえじゃん」
俺:「ああ…」


聞くだけヤボでした。



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愛読書チェック

俺:「あれは、さすがにイカンと思うんだ」
妻:「そうね…」

先日、次男君と一緒に図書館に行って参りました。
で、彼の愛読書、というか、滝のネタ本をチェックしてみたら、これがビックリ。

どれもこれも、ボロボロじゃねえか!

特に、次男君がよく見ていると思われる本は、「長野県」や「栃木県」のページがだいぶくたびれていて、パランパラン。

これ、もう少し使いこんだら、たぶん分解するぞ…

恐らく閲覧回数も、その半分以上が、次男君で占められていると思われます。
図書館の本は公共財ですし、これは父として、もっと早く気がつくべきでした。深く反省。

早速、妻に事情を話して、次男君専用書を購入することに。

妻:「その分、わたしたちのお小遣いを減額します」

むう…仕方あるまい…。


【次男君の愛読書・その1】

『日本の滝1 東日本661滝』 ☆写真・文/北中康文 ☆¥3,800+税
(山と渓谷社)



【次男君の愛読書・その2】
『日本の滝2 西日本767滝』 ☆写真・文/北中康文 ☆¥4,200+税

(山と渓谷社)

早速、紀伊國屋まで出向いて、購入しました。
滝関係の本って、どうしても写真集になるので、お値段が張ります。

しかも、まだまだ購入しなければいけない本が増えそうで、怖いなあ。

レジ:「ありがとうございました」
子:「うししし」

こらこら。レジのお姉さんの目の前で、紙袋に頬ずりするな。抱きしめるな。
恥ずかしいじゃないか!

子:「お父さん、ありがとう!」

軽やかにスキップなんかする次男君。

子:「お父さん」
俺:「なんだ?」
子:「今夜は滝で盛り上がるゼ!」



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気分は滝祭り…
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男の約束

【アーカイブ 「10月・日光の滝リサーチ」・その4】

娘:「お父さん、これ、ズルい!」

日光の滝
DVDで「竜頭の滝」を観た娘が、開口一番、言い放ちました。


【竜頭の滝・最下段・左岸側】


松川渓谷
へ行ってからというもの、娘の脳内では、紅葉は常にセット。

特に、七味大滝紅葉は強烈だったらしく、娘の机には、その時の写真が飾られています。

娘:「なんで独りで行っちゃうの? こんなキレイな紅葉、あたしも観たいに決まってるじゃん!」
子:「おう、そうだそうだ」(棒)
俺:「いや、だからな、これは…」

竜頭の滝・右岸
【竜頭の滝・最下段・右岸側】

松川渓谷
にはなかった、コントラストの強い日光の紅葉が、娘のハートをわしづかみです。

娘:「どうせ、もう、ここへは連れて行ってくれないんでしょ」
子:「ないぞないぞ」(棒)
俺:「いやまて。だから…」

妻に助けを求めるべく、チラッと視線を遣ると…

妻:(口笛のマネ)

うわ、ハシゴ外してやがる!

娘:「どうせね、どうせ…ぐすぐす(泣マネ)」
子:「泣~かした、泣~かした、泣~かし…いてッ!」

ああ、くそっ!

俺:「てめえ、妙なアオリを入れるな! あああ、おまえも泣き真似をやめろ!」

わたくしも男でございます。

俺:「ようし、わかった。来月になったら、おまえらを日光の滝に連れて行ってやる。男の約束だ」
子&娘:「よっしゃー! やったー!」
俺:「ただし!!」


竜頭の滝(全長120m/流渓瀑)・最下段全景】  (栃木県日光市中宮祠 『湯川』

俺:「こんな美しい紅葉、冬はカケラもない。雪中の滝見だからな。寒いからな。凍えるからな。死ぬからな。文句言うなよな?」
子:「まかしとけ!」

急にひるんだ様子の娘。

娘:「え…寒いのイヤだし」
俺:「あーまーいー! 来月の滝見、ただいまガチで決定しました! きみら、オレと一緒に冒険してもらいます。文句ねえな?」
子:「ないぜ!」

娘:「あたしはヤダ! 寒いのは-」
俺:「なにい? 言葉だけじゃわからない? では、これより、父の愛を発動する!」

こういう時の次男君は、逃げ足が速い速い。
対して、難なくつかまってしまう娘。

娘:「きゃー! ゴメンナサイ! 寒くてもいいです!! 滝、観たいです!!!」

必死でチュウを避ける娘。(でも笑顔)
ふふふ。かわいいじゃなイカ。

俺:「わかれば、よろしい」
妻:「ちょっと待って!」

会話を止める妻。

妻:「…それって、わたしも一緒に、寒さの犠牲になるのかしら」
子:「そうで~す!」

妻:「…」

うわ! 妻の瞳から、光彩が消えた…



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子供の軍団

【アーカイブ 「10月・日光の滝リサーチ」・その3】

観光パンフを頼りに、「湯滝」を訪れた時のこと。

まず、驚いたのが「湯滝駐車場」料金410円

立派な駐車場なんですけど、高いだろ!
こんな大自然の中で、都心なみの駐車料金って、どうなのよ。

そして、料金を払って駐車場に入ってゆくと、今度は、たくさんの大型観光バスが。
ナンバーを見ると、まさに日本全国から集っている、という感じ。
で、どれもこれもが、修学旅行や遠足など、小学校のイベント・バスなのです。

さらに、車から降りてレストハウスに向かうと、小学生たちが体育座りで広場を埋め尽くし、点呼の真っ最中。

げえ! これ、いったい何人いるワケ?

これだけ子供がいると、風景としては圧巻ですが、まもなく滝前がジャックされて、少なく見積もっても1時間は、撮影ができなくなることが予想されます。

こんなところで、1時間もロスできないわたくし。
準備もそこそこに、滝めがけてダッシュ!


湯滝(落差60m)・全景】
  (栃木県日光市湯元 『湯川』

三脚を立てて10枚ほど写真を撮ったあたりで、子供の軍団が動き出した模様。
落ち口からの写真も撮りたいので、仕方がありません。

急げ!

三脚をたたまずに担いだまま、遊歩道を、落ち口に向かって駆け上ります。

が。

今度は、落口の上流側の駐車場から、子供たちの群れが!
たちまち、牛歩の歩みにスピードダウン。

「こんにちは!」

みんな元気に挨拶してくれるので、「日本の未来は明るいぞ」みたいな勇気が湧いてくる一方、
こんだけの数の子供、いちいち挨拶を返してたら、すっかりしんどくなってしまいました。

たった10分歩いただけなのに、もうヘロヘロ。


【湯滝・落口から】


子:「お父さん。滝壺付近に見えてるの、これ、なに?」

DVDで、滝壺付近の、点のような色とりどりの体育帽を指差す次男君。

俺:「ああ。君の仲間たちだ。たぶん修学旅行で来てたんだろ」
子:「修学旅行でだと? くそう! うらやましい~」

そうは言うけどね。
湯滝では、わたくし、子供酔いして少しグロッキーになりました。
けれど、暴走する子供を追いかけたり、歩けなくなった(?)子供をおぶったりと、
先生方は、見るからに、もっともっと大変ですよ。

子:「ああ、ボクに任せてくれたら、奈良・京都100m滝を制覇するコース、組んでやるのに」
俺:「やめておけ。先生が倒れる」
子:「とおおおッ!」

急にポーズする次男君。

子:「よ、現実化せよ!」
俺:「それは悪夢じゃ」



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でも、子供は好きなのです…
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滝に託すもの


自分の心を「正しく見る」というのは、本当に難しいと、つくづく思います。

かつて自分が、「人生廃業ですか?」「人間やめますか?」という処まで追い込まれた理由。
それは、

畢竟、自分のコトしか考えていなかった。


ここに尽きると思うのです。

もちろん、頭では、「世のため、人のため」などと考えてはいるのですが、いかんせん、心の奥底が言うことを聞いてくれない。
気がつくと、自分中心に物事を判断し、自己中に仕事を進めている己の姿があるワケです。

なぜ、そうなってしまうのか。

瞑想を通して心の奥深くを振り返っていくと…

母に心から誉めて欲しかった。認めてもらいたかった。


この、言葉になる以前の生々しい「情念」が、ドロドロ湧きあがってきて、本当に驚いたのです。
これが、エゴイスティックな人生の「核」にあって、無意識の内に、わたくしを支配していたものの正体でした。

こんな「情念」を抱えたまま、何十年も生きてきて、それにちっとも気付かなかったなんて…

人生の様々な判断が、知らず知らず、「母の価値観に照らして誉めてもらえるものか、否か」で決まっていた…。

本当に、アホです。
どうしようもありません。

ただ、その淵源は、ひとり、わたくしだけのものではなくて、確実に、親から子へと連なっているものだと思うのです。


【瀑水と落葉】


お婆ちゃん、つまりわたくしの母は、商店を営む夫婦の四人目・末娘として生まれました。

幼少時より、激烈な兄弟姉妹間の競争にさらされ、随分と辛く寂しい思いをしてきたようです。
自分を厳しく律し、「いかに両親に愛してもらうか」ということに、心をくだく子供時代を過ごしたようです。

お婆ちゃんの両親は、当時としては相当なインテリだったらしく、
お婆ちゃんも、当然ながら両親と同様に国立大学を卒業し、キャリアを積んで、職業婦人として、両親を超える成功を収めたかったようでした。

それが、「両親に自分を認めさせる唯一の道」と感じていたのではないでしょうか。

もともと仕事のできる方であったし、地元の進学校ではトップクラスの成績を収めていたので、そうなる可能性は高かったのではないかと思います。

しかし、いくら商売人と言えど、四人の子供全員を大学に送るのはムリだったようです。
経済的自立を迫られた母は、短大を出て、金融関係の会社へ就職。
その後すぐに、見合いで父と出会い、結婚退職します。

お婆ちゃんにとっては、この短大から会社勤めのあたりが、人生の一大挫折だったようで、今も固く口を閉ざしたままです。
その「苦しみ」は相当深かったらしく、この時に信仰に出会って、深く傾倒したようなのです。

これが、お婆ちゃんの人生の基調をなしているものです。

それは、ほんとうに強烈な情念でしょう。

わたくしの力が及ばす、つらいことですが、
今日も、お婆ちゃんは、自分が何に振り回されているのか自覚できず、「苦しみの日々」を送っておられます。


【山塊と降雪】


幼少時の子供というのは、無条件で、親のことが大好きですから、
たとえ親が口に出さず、態度に微塵も出さなかったとしても、親が心に抱いているもの全て受け止めて、成長していくんだと思うのです。

今にして思えば、わたくしもいつの間にか、

母の叶えれらなかった夢を、自分が叶えなければならない。

心の奥底で、漠然と、しかし強烈に、そう思っていたと思います。
またそれが、「母に愛される条件」だと感じていました。

同様に、わたくしの子供たちの中で…

最も素直で、最もわたくしの影響を受けてしまっているのが、次男君です。

このままであれば、わたくしと同じような情念を抱いたまま、大人となり、
わたくしとソックリの挫折を体験するだろう。

これが目に見えるのです。

お婆ちゃんの次男君イジメは、「同族嫌悪」から来ているようにも思われてなりません。

しかし。

人生の半ばにして、幸いにもわたくしは、挫折から何とか這い上がり、自分の抱えているドロドロとした情念に気付くことができました。

今わたくしは、自分の心を変えるべく、ささやかな努力を積み重ねています。
あの頃と比べたら、少しは変わったと信じたい。

そして、その自分の姿をもって、

「人を愛する心」
「国を愛する心」
「成功者を祝福できる心」

そして何よりも、

「そのままの自分を愛し、受け入れる心」

これを彼に伝えたいと願っています。

滝をめぐる親子の触れ合いを通して。



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使えね~

【アーカイブ 「10月・日光の滝リサーチ」・その2】

さて、当初は内緒にしておくつもりだった日光の滝たち
仕方がないので、子供たちにも映像をオープンすることにしました。


白雲の滝(落差42m)・明智平より全景】  (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』

子:「うおおお!白雲の滝キター! 左岸の斜瀑と右岸の直瀑が合わさるのが、ハッキリ見えるじゃん!」

いきなりテンションMAXの次男君。
こんなに喜んでもらえて、思わず嬉しいわたくし。

妻:「え~? なんか影で見づらいわよ?」
子:「何言ってんの! 直瀑の全景がしっかり写ってるなんて、スゴイんだよ!」

なんでも次男君によると、世間には左岸の斜瀑の写真ばかりあふれていて、直瀑のものはレアなのだそうです。


【白雲の滝・直瀑部分をトリミングで拡大】


子:「もっと拡大できないの?」

これ以上拡大するなら、「テレコンバージョンレンズ」なる、高価なオプション品で撮影をしなければなりません。

俺:「う~む、これが限界だな。望遠レンズって高いんだよ」
子:「世紀の大スクープなのに!」

そ、そうなのか?
むう。購入、考えてみるか…。


方等滝(落差30m)・全景】
  (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』

妻:「この方等滝、上段が写っていないようだけど」
子:「それは、上段に見える部分が、実は、砂防ダムだからだよ。そうだろ、お父さん」

実際に行ったわたくしよりも、詳しい解説をする次男君。

俺:「おう。よく知ってるな」
子:「まかせろ」
妻:「マメ・滝博士って呼ばせてもらうわ」
子:「マメって言うな」

次男君、滝にはまる前は行ったことなかった図書館に、最近、入り浸っているらしいのです。
こんど、彼のネタ本とかチェックしておかなきゃ。

子:「ところで、般若滝は?」
俺:「あ~、すまん。撮ってないんだ」
子:「え! なんで?」

日光「第一いろは坂」の展望スペースでは、左手に「方等滝」、右手に「般若滝」が見えます。

が。

あいにく当日は、般若滝滝壺で、ユンボが2台出て砂防工事をしていたため、
般若滝の撮影は遠慮したのでした…

子:「もうもうもう! 般若滝は、方等滝と一緒に撮影するのが当たり前じゃんか!」

地団駄踏む次男君。

子:「くっ。使えね~
俺:「…なにい?」

思わず、ムッとするわたくし。

子:「あっ…。いや、お父さんのことじゃないよ。カメラのこと」
俺:「…はああ?」

急に口ごもる次男君。

子:「…ごめんなさい。口がすべりました」

何やら次男君に目配せする妻。

子:「あの、ボクのおやつのチョコ、あげます」
俺:「うむ(嬉)」
子:「お父さん、大好きです」
俺:「うむ(照)」
子:「次は、望遠レンズで撮影してください」

…。



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がからむと、どこかネジがゆるむ次男君。
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逆説得

【アーカイブ 「10月・日光の滝リサーチ」・その1】

子供たちが寝静まった深夜、いよいよ満を持して、妻と二人っきりでのビデオ報告会です。

俺:「でさ、次の夏休みのために、10月に行ってきた日光の滝リサーチの件だけど…」
妻:「この華厳の滝は却下」
俺:「はあいきなり? なんで?」


華厳の滝(落差98m)・全景(早秋)】  (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』

妻:「う~ん。察して欲しんだけどなあ」
俺:「さっぱりわかりません。説明してくれ」
妻:「あのね、一番最初に行った妙見滝で…」

つまり、妻が言うには…

妙見滝に行ったとき、
道に迷ったり、
ボロハシゴを踏み抜いたり、
土石流のツメ跡に遭遇したり、
恐怖で固まってセミになってしまったり…

そういった数々の困難を、その都度、智慧と勇気と家族の協力で、なんとか乗り切ったことが、そのあと、子供たちにとって大きな宝になっているのだ、と。

俺:「う~ん。あんな危険なマネ、二度とできないんだが…」
妻:「大事なのは、私たちでさえオロオロしてしまうような事態を切り抜けたことだと思うの」

確かに、夏休み前と後では、子供たちに、精神的にかなりの成長が見られたとは思います。

妻:「なんだかんだ言って、その後も色々あったじゃない。犬に噛まれたりとか…」
俺:「いや、噛まれてないし」

妻:「道に迷ったりとか、目的の滝にたどり着けなかったりとか」
俺:「う~ん、それは…」

妻:「その都度、最善を選びとる経験が、子供たちの宝になっているわけ。だから…」
俺:「だから?」

華厳滝_その2
【華厳の滝・明智平から遠望(早秋)】

妻:「この華厳の滝日光の滝も素敵だけど、予定調和な下見済みコースは全て却下!
俺:「はあ? これ、全部アカンのかい!」
妻:「しかも、何度も行くって、交通費がもったいないわ?」

ぐっ。お金を持ちだされるとは。
もしかして、そっちがホンネか!

妻:「みんな、あなたと一緒に冒険したがっているのよ」(微笑)

うわ、アルカイック・スマイル!
くそう。この表情が…

妻:「みんなで冒険するのがいいの」(微笑)

分かっちゃいるのに、いまだにドギマギしてしまう自分がくやしい。

妻:「ね?」

ハイ。負けました。


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下見に行ってはいけなかった…
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キス初め

おせちを食べたあとのことです。

俺:「そういや聞いてなかったけど、なんで、なんだっけ?」
子:「あれ、言ってなかったけ? まえに、日光に行ったじゃん」

そういえば…。

春3月、長男君のリクエストにより、卒業祝いで日光東照宮に行きましたっけ。
で、もののついでに、華厳の滝にも寄ったんだった。

子:「その時に観た華厳の滝が、スゴかった!」


華厳の滝(落差98m)・全景(春)】(次男君撮影)  (栃木県日光市中宮祠 『華厳渓谷』

俺:「そういやおまえ、お年玉をはたいて、婆ちゃんにお土産買ってたなあ」
子:「そうなんだけど…。あんまり喜んでもらえなかったし…」
娘:「あたしのは、喜んでもらえたよ!」

こらこら娘。横から出てきて、兄妹で張り合わんでもよろしい。

子:「、デカかったじゃんか」
俺:「そうだな」
娘:「え~、小っちゃかったよ」

だから、張り合わんでいいから。

子:「図書館で調べたら、華厳の滝よりもデカイのが、たくさんあることがわかって…」
俺:「ほう」
子:「にした」

だからか。

娘:「カスっ!」
子:「うるせえな」


【華厳の滝・落口(春)】
(次男君撮影)

華厳の滝が、そもそもの始まりだったのね。

実はわたくし、今度の夏休みに「家族で観瀑ツアー」を目論んでいまして、昨年から密かにリサーチを重ね、候補をピックアップしていました。

で。

いよいよ、華厳の滝を中心に、日光の巨瀑群にトライしようかと思っていたのですが…

少しコースを変えようかな。


【華厳の滝・下段アップ(春)】
(次男君撮影)

妻:「こら! ケンカを止めなさい!」

あれ、いつの間にか口での張り合いが、取っ組み合いのケンカになってる。

娘:「だって、お兄ちゃんがイジワルするんだもん」
子:「おまえが、先にウザいことしたんだろうが」
娘:「ば~か!」
子:「て、てめえ!」

俺:「そこまでぇッ!」

父親の威厳てきめん。ピタッと鎮まる子供たち。

俺:「おまえら、未だにオレ様の父の愛が、充分には理解できていないようだな」
子&娘:「…」
俺:「が足りないから、ケンカする。だな?」
子&娘:「そ、そんなことありません…」

ダダダッ!

いっせいに逃げ出す子供たち。

娘:「きゃぁあ、つかまった! 助けて~」

いやがる娘を羽交い締めにして、お口にチュウ!

妻:「あら。キス初めね」



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今年も、きっといい年です。
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謹賀新年


あけましておめでとうございます。

旧年中は、当ブログにご訪問下さり、ほんとうにありがとうございました。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。



【初冬の有明富士  (長野県安曇野市穂高有明7226)


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