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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

ああ、新兵器よ


このところ、滝前に立つ度に思っていたことがあります。

「スローシャッターで撮ってみたい」


そう! あの絹糸のように流れる水流を、写真に収めてみたいのです。

しかし!
そのためには、光量を減ずる「PLフィルター」というものが必要であることが分かりました。

そうして逡巡すること三ヶ月間。
ついに、このフィルターを取り付けられる新型カメラを買ってしまいました。

俺:「あの、新しいカメラ、買っちゃったんだけど…」
妻:「あら! リッチでいいわね~」
俺:「あの…」
妻:「ただ今、お小遣いの前借りなど、厳しく制限させて頂いております」

むう。

手元には、次男君作成の「行ってみたい滝リスト」
最初のリクエストは、百選滝・「鈴ヶ滝」かあ。新潟は遠いなあ。

仕方がありません。
ETC割引サービスを活用し、高速を夜中に走る戦術で、何とか乗り切ってみよう。

そういうことで、翌朝、日の出前に新潟県・村上市に到着! 明るくなる頃を見計らって、鈴ヶ滝に移動します。
フフフ。
いよいよ、新兵器「PLフィルター」を…

げ!
忘れてきた!


鈴ヶ滝(落差55m)・全景】
  (新潟県村上市高根 『鈴谷渓谷』

あああ…
スローシャッターにすると、滝水の部分が、白く飛んでしまうのです。


【鈴ヶ滝・正面から】


何枚撮ってもダメです。くそう、返す返すも悔しい。
ああ、新兵器よ…


意気消沈して、家に戻ると、

なんと! この夜中に、お茶とお菓子が用意してある!
子供たち、起きてる!
みんなメッチャ期待しているじゃん。


妻:「新兵器どうだった?」
子:「はやくはやく!」

さっそく、撮ってきたばかりの写真品評会がはじまりました。
が…

妻:「…どのあたりが、新兵器なの?」
子:「…お父さん、腕、落ちた?」

仕方なく、PLフィルターの顛末を話すわたくし。

みんな:「それ! マヌケ過ぎ!!」(爆笑)

あああ、目に涙してまで笑うな。

子:「あははは! でもこの写真は、スゴイ迫力あるよ~、ぶははは!」
妻:「(涙)これはいいんじゃない(涙)」
俺:「う、お、お、お! ホント? ホントにそう思うか?」


【採用決定!・鈴ヶ滝・アップ】


それは、苦し紛れに高速シャッターで撮った一枚。

そうか…
高速シャッターにすると、滝水の迫力が増して見えるんだな。

妻:「これ、ヒョウタンからコマっていうの?」
子:「ちがうよ。タナからボタモチ」
妻:「サイオウがウマじゃない?」
子:「ミから出たサビ!」

あのな

俺:「ケガのコウミョウだろ」
妻&子:「それそれ!」

少しは報われたのでしょうか。
コレ、無事に採用となり、家の中に飾ってもらえました。




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協定


授業参観が終わり、保護者の皆様へ、「夏休みの自由研究」のお披露目も、無事に済んで、
次男君の「作品」が我が家に戻ってきました。

子:「お父さん、どう? すごいだろ」
俺:「おう。なかなかの力作じゃん」
妻:「先生が、一番いいところに貼ってくれたのよね」
子:(照れ照れ)


【夏休みの自由研究・その1】
(妻撮影)

今ひとつ、自分というものに自信が持てない次男君ですが、
この傑作をものにしたことによって、少しでも成長してくれるといいなあ。

するとそこへ、いつものように、横からお婆ちゃんが登場。

婆:「そんなの、お父さんとお母さんの自由研究でしょ」

えええ? そんな言い方はないでしょう?
いや、確かに手伝いましたけどね、そんな冷や水、浴びせて行かなくたって。

我が母ながら、なんかガッカリ。


【夏休みの自由研究・その2】
(妻撮影)

で、どれどれ。「長野県の滝・十傑」ですか。
うむ、ところどころ間違いがあるが、まあ、よしとするか…

…なぜ、長野?


「研究のまとめ」に目をやると、
「来年は、全国の滝について調べてみたいと思います」
なんてあるじゃん。

子:「全国には3万滝あると言われてるんだって」
妻:「へえ」
子:「この夏行ったのは、このうちのわずか7滝なんだよね~」
妻:「あらあら、これからが大変ね~」

コッソリ席を外すわたくし…

子:「あ! お父さん、逃げた」

あーもう、わかりました。行きますよ。行けばいいんだろーがッ!
けど、
長野なんてそうそう行けないし、全国なんてますます周れないし、
そもそも、次男君、君とは休みが合わないよ?


【滝協定・三箇条】

第一条、お仕事の都合上、父が行ける範囲で妥協します。
第二条、 父が単独で行く時は、証拠の写真(ビデオ)を撮ってきてください。
第三条、 キレイな写真は引き伸ばして、家中に飾ります。



以上、家族会議で決定いたしました。

ふむ。これなら、お応えできそうです。
次のお休みの日、早速、出かけてみましょうか。




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電池が切れた

さて、乗鞍三滝のトリ、「番所大滝」の駐車場へやってきました。

すると…

あああ、無人の集金BOXと目が合ってしまいましたよ~。
「駐車料金200円」
とのこと。
仕方ありませんね。ポトンと硬貨を2枚入れてみます。

ハエが若干集っているトイレに、無理やり次男君を行かせて、準備は万端。レッツ・ゴー!
道標に従って右下へ。
よく整備された登山道を、展望台へ向かって降ってゆきます。

…って、
おいおい、この道、今までの中で一番じゃねえか!

降るにつれて、飛沫で道が濡れ、滑りやすくなってくるし。横着せず、登山靴に履き替えてくるんだった。

振り返ると、すでに、かなり疲労が溜まっている様子の次男君。
フフフ、だいぶ膝が笑ってるぜ?


番所大滝(落差40m)・全景】  (長野県松本市安曇 『小大野川』

妻:「ここが一番迫力があるわ」
子:「すごいねー(棒)」
俺:「大滝という名がつくだけのことはあるなあ」
子:「そうだねー(棒)」

疲れていても、それでも、しっかりシャッターは切ってる次男君。
飛沫が凄いので、撮ってはレンズを拭き、撮っては拭きを繰り返しています。


【番所大滝・瀑水】
(次男君撮影)

妻:「どうしたの。だいぶ疲れた?」
子:「ボク、電池が切れた」
俺:「ははは。そうか」
子:「カメラの電池も切れちゃった」

ちょっとまて。
滝の周りの美しい柱状節理は撮ったのか?
この滝独特の、瀑水の豪快さと繊細さは、この柱状節理が命じゃないか!

子:「ごめん、お父さん。撮ってないや」
俺:「!!!」(ムンク状態)
子:「また来ればいいじゃん。リベンジ!

いや…

あのね、ここまでくるのが大変なんだよ。




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やっぱり落差


乗鞍高原
には、「乗鞍三滝」と呼ばれる大きな滝があって、上流から順に、
「三本滝」「善五郎の滝」「番所大滝」となります。

ここまで来たら、全部観ないわけにはいかんでしょう!

早速、第二の滝・「善五郎の滝」の駐車場に車を止めたのですが、
さすがに疲れが出てきたか、車の中でウダウダしている次男君。

俺:「ホレ、いくぞ」
子:「……… ここ、あまり歩かないよね」
妻:「だっこ?(微笑)」
子:「!」

う~ん。三本滝よりアプローチの距離は短いですが、その分、登り降りの勾配がキツイです。
こりゃ、こたえるわ。

途中の休憩所みたいなところから「善五郎の滝」の全景が見えます。

俺:「おお!素晴らしい眺めじゃ
子:「お父さん、語尾が変」


善五郎の滝(落差22m)・全景】
  (長野県松本市安曇 『小大野川』

河原まで降りてくると、あら、すぐ下流にも立派な滝がある。


善五郎の滝・下流の滝


子:「ほら、三本滝の時と同じだ。善五郎の滝は、この下流の滝も合わせて、はじめてホントの「善五郎の滝」なんだ。そうだろ、お父さん」
妻:「この滝も、善五郎の滝になるの?」
子:「そうじゃないけど…」

う~む。何を言いたいのだ、我が子よ。

子:「くそう。なんで、わざわざ滝を分けて、落差を低くするんだ!」

ああ、そこでしたか。「落差」

しかし、言われると、「まあ、こんだけ近接してんだし、二段の段瀑と考えたっていいじゃん?」
とか思ってしまうのは、やっぱりただの親バカ?


【善五郎の滝・瀑水】
(次男君撮影)


とまれ、を感じさせてくれる、涼しげな滝でした。




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「聖地」なのに…


本沢の滝
の手前にある岩上には、むかし、不動尊が祀ってあったそうで、かつて山岳信仰の行場であった名残が感じられます。

そして、本沢に左岸(上流に向かって右手)から合流する黒沢の滝(落差60m)。
風格といい、水流の美しさといい、ナルホド、三本滝代名詞です。


三本滝・黒沢の滝(落差60m)】  (長野県松本市安曇 『小大野川』

旅行ガイドの写真ではこんなに水量なかったんで、これは、昨日までの大雨効果ですね。
パンフで見るより凄いぞ!


【三本滝・黒沢の滝・アップ】
(次男君撮影)

さらに、黒沢に向かい合うように、右岸から無名沢の滝(落差50m)が落ちています。
思わず直下に立ちたくなるシャワー滝です。


三本滝・無名沢の滝(落差50m)】

滝つぼがなく、滝下が調度よいテラスみたいになっているので、滝行用に岩を切って整えたりしたのかも知れません。

それにつけても!
「三本滝」という名前、ダテじゃない!!


…と、滝のに酔いしれているところへ…


子:「お父さん、おしっこしたい」
俺:「なんだと?」
妻:「どうしてさっき行かなかったの!」

次男君、どうにもガマンできないようです。
仕方なく、藪まで戻って隠れさせて頂きました。

俺:「てめえ、あそこは昔、信仰の場だったんだぞ。どうしてくれる」

次男君、一生懸命、手を合わせて謝っています。

子:「ごめんなさい」(涙)
俺:(申し訳ありません。どうか我らの行状をお許しください)(涙)


《教訓》
滝見の前は、必ずトイレに寄ろう!






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