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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

革命!

俺:「それは、俺の常識を根底から覆した!」
娘:「大げさ~」
子:「だいたい最初からズレてるモノを、常識とは言わね~」
妻:「でも、あなたがそこまで言うなんて、一度味わってみたくなるわね」

それはまさに衝撃!

わたくし、長野市の最奥・鬼無里へ「文殊滝」観瀑に行って来たのですが、
その途中のいろは堂で買った「おやき」が、無茶苦茶美味かったのです!

俺:「これぞ、信州フード界の革命である!」
妻:「はいはい」
俺:「俺の記憶では、最早、文殊滝おやきは固く結びついている!」
子:「いや、勝手に結びつかれてもなあ」
俺:「とにかくおやきなのだ!」
娘:「しつこい」
俺:「お……」


沈黙。


文殊滝_その1
文殊滝(落差78m)・概観】(長野県長野市鬼無里土倉 『裾花川』

かなりの落差があるにもかかわらず、
緑の季節になると、アッと言う間にその全景が見えなくなる文殊滝

先:「奥据花自然園で、最盛期の水芭蕉を撮ってみたいですか?」
俺:「いえ、滝オンリーで!」
先:「やっぱり……」

とある先達の事前レクチャーによると、水芭蕉が咲く頃には、
文殊滝は、新緑でもってその姿がかなり隠れてしまうらしい。

先:「なら、ズバリ四月の中頃、奥据花自然園の開園直前がオススメです」

なんだか日時の指定が極めてピンポイント。

俺:「どうしてでしょう?」
先:「あの滝は、周りに桜の木が何本もあるんですよ」
俺:「ほう!」
先:「滝の全景と一緒に、満開の桜が楽しめるハズです」
俺:「ふおおお!!」

この、ありがたくも貴重な情報を得たわたくしは、
に彩られた文殊滝を撮影すべく、早速、計画を実行に移したのでした。

先:「あと、滝が西向きなので、午後の方が水流を明るく撮影できますね」
俺:「重ね重ね、ありがとうございます」

文殊滝_その2
【文殊滝・上段部と桜のアップ】

文殊滝は、その知名度に反して、
観瀑向けのインフラがありません。

俺:「唯一、道路沿いに、ポツンと看板が立ってるだけだったわ」

車通りがほとんど無かったので、その看板側に車を路駐させると、
わたくし、カメラ機材を担いで、
撮影にベストな場所を探します。

俺:「そうして三脚を立てると、まずはビデオを撮り始めた」
子:「で?」

しばらく手の空いたわたくしは、
先ほど買ったばかりのおやきを取り出すと、パクッと口にしたのでした。

俺:「そしたら絶叫した」
子:「は?」
俺:「近くで農作業してたおばさんに、ドン引きされた」
娘:「はあ」
俺:「目からはウロコが落ちまくり」

わたくし、以前に高速のSAで野沢菜のおやきを食べたことがあったのですが、
その時の感想は、率直に言って、

・ガワがゴワゴワ
・具が少ない
・噛み切れない
・にじみ出る汁が悲惨
・とにかくマズイ

だったのです。

俺:「ところが、いろは堂おやきは皮がモチモチ!」
娘:「ふむ」
俺:「具がたっぷり!」
子:「おお」
俺:「それはそれはジューシーな具材が奏でる交響曲!」
娘:「う~ん」
俺:「タイトルは革命!
妻:「そこまで言うなら、お土産で買ってきてよね」
俺:「ウム、そのつもりで多めに買ったんだが、その場で食べ尽くしました」
子:「……」


沈黙。


文殊滝_その3
【文殊滝・主部】

俺:「こうして俺の中で、文殊滝おやきが固く結びついたワケです」
子:「それは運命。シンフォニーか!」
娘:「……」
妻:「文殊滝、いい滝なのに、あなたの話題はおやきばっかり」

あまりに強烈なおやき体験だったので、それは仕方がありませんな。

俺:「むしろ、おやきによって文殊滝の魅力が増したと考えるのはどうだろう」
娘:「はあ?頭大丈夫?」
子:「ボク、現物が無いから、そんなの想像できないわ」
俺:「そこで、みんなに提案したい」

PC画面を家族に向けるわたくし。

俺:「今からネットで、いろは堂のおやきを注文してみない?」


間。


妻:「全種類で!」
子:「ボクも!」
娘:「あたしも!」




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ふおおお!

とある夜のこと。
わたくしが登録している「YouTube」チャンネルのおススメに

近鉄名古屋 23:15 津ゆき特急 バイノーラル・バージョン

という動画があがっていました。

俺:「ふむ。バイノーラルってなんだ?」

ちょっと気になったわたくし。
妻の邪魔にならないようヘッドホンを着けると、
早速、再生ボタンをポチってみたのです。

俺:「ふおおお!なんじゃこりゃあ!!」
妻:「あなた、うるさい!」

唐沢の滝@菅平_その2
唐沢の滝(落差15m)・全景】(長野県上田市 『菅平高原』

そのあまりにも自然な音世界!

【バイノーラル録音】
鼓膜に届く状態で音を記録することにより、
ステレオ・ヘッドホンやステレオ・イヤホンで聴く時に、
あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式。


しかも調べてみると、イヤホン型のマイクを装着するだけで、
誰でも簡単に録れるらしいのです。

俺:「よし。今度の上田・軽井沢方面リベンジで使ってみる」

そういうワケで、
わたくし、バイノーラル・マイクを購入すると、
早速、手頃な美瀑を撮影してきたのでした。

唐沢の滝@菅平_その3
【唐沢の滝・落口】(クリックすると、YouTubeへジャンプします)

撮影から帰ってくると、
テレビからタコ足配線で家族にヘッドホンを着けてもらい、
編集もそこそこに、即行で映像を観てもらいます。

そしたら!

子:「ふおおお!」
娘:「ふあああ!」
妻:「……………」


間。


間。


間。


娘:「なにこれ、気持ちいい音~」
俺:「だろう?」

子:「これすげー……」
俺:「フフフ」

案の定、超好評!

唐沢の滝@菅平_その4
【唐沢の滝・滝壺付近】

そうして遂に、タメ息とともに30分の動画が終りました。

子:「はあ…」
娘:「はあ…」
妻:「……」

特に妻が恍惚としてます。

俺:「おまえら感想は?」
娘:「最高!」
子:「音ひとつで、こんなに滝ビデオの質が変わるんだ」

そうなのです。
一度バイノーラルを味わってしまうと、
通常マイクでの録音が、実に薄っぺらく感じられますな。

娘:「むしろ、苦痛になってくるよ?」
子:「お、それ分かる」

ピピッ!(リモコンの音)

妻:「ちょっとみんな静かにしてね!」

おもむろに、再び再生ボタンを押す妻。

子:「あ、僕ももう一回観るわ
娘:「あたしも!」

ヘッドホンを着け直す子供たち。

妻:「……」
子:「……」
娘:「……」
俺:「……」

なんという
この癒され感!




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秋の恒例

軽井沢3滝の中では、
最もマイナーではないかと思われる「千ヶ滝」

俺:「白糸の滝竜返しの滝と比べると、かなり歩かにゃならんからなあ」
子:「そうは言ったって、30分くらいだろ?」
俺:「まあね」
娘:「なら、大したことないじゃん」

それでも、白糸の滝5倍竜返しの滝2倍は歩くことになりますかな。

妻:「こう、滝を観ようって意思がないと、辛くなる距離ね」
俺:「そうなのよ。チョット見の観光客は来ないんだな」
子:「……ああ」
娘:「ナルホド」

千ヶ滝@軽井沢_その1
千ヶ滝(落差20m)・全景】(長野県軽井沢町長倉『千ヶ滝沢』

でもその分、滝廻りの環境は良好。
季節によっては、人のいない滝前を独占することも可能です。

俺:「俺の時は、たっぷり2時間、人に遇わなかったね」

人が溢れている軽井沢にあって、
なかなか希少な観光スポットではないでしょうか。

俺:「しかも、軽井沢3滝の中で、一番滝らしい滝だったわ」
子:「まあ、一番落差があるし」
娘:「え~?どれも大したことないじゃん」
妻:「そうねえ……」

ま、あくまでも「軽井沢3滝の中では」って話ですから。

千ヶ滝@軽井沢_その2
【千ヶ滝・落口アップ】

さて、千ヶ滝を観瀑した後、次なる目的地へ向かおうとしたところ、
国道18号に出る手前から、とんでもない渋滞に巻き込まれてしまいました。

俺:「まず、国道に出るまでに1時間以上な」
娘:「うわあ」
俺:「次に、浅間サンライン入口まで2時間以上」
子:「ひでえ」
俺:「もう、軽井沢の秋を楽しむ観光客の車だらけ」

秋の軽井沢の恒例で、
平日・祝日にかかわらず、午後2時を過ぎたあたりから、帰途につく車が激増。
毎日、とんでもない渋滞になるらしいのです。

お陰様で、わたくしも、その後予定していた滝見は全て中止。
そのまま高速に乗り帰途についたのでした。

妻:「さすが軽井沢」
子:「渋滞のスケールが桁違いだろ」

千ヶ滝@軽井沢_その3
【千ヶ滝・主瀑部】

俺:「そういうワケで、今回の遠征は、ホントに軽井沢3滝だけじゃ」
妻:「……」
子:「うん、仕方ないわ」
娘:「またリベンジすれば?」




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同じ穴の…

道路からの高低差で見ても、自分の目測でも、
とても落差が9mもあるようには思えません。

娘:「また落差の話?」

そうなのです。
万古渓谷で「正確な落差とは何か?」を考えるようになって以来、
わたくし、こんな〈些細な〉話がどうにも引っかかって仕方がないのです。

子:「それ、分かるわ~」
俺:「だろだろ」
娘:「可哀相に」

やかましいわ!

竜返しの滝@軽井沢_その1
竜返しの滝(落差9m)・全景】(長野県北佐久郡軽井沢町長倉 『小瀬』

俺:「ところがこの滝、見る角度を変えたら、上部に小滝を発見!」
子:「おおお」
娘:「ありゃ…」

下から見上げるので、映像では本当に〈ちょっとした小滝〉なのですが、
それぞれの位置関係を鑑みると、
恐らく3mを超える落差はあるものと思われます。

子:「そうすると、本瀑6m・上流小滝3mで、ちょうど辻褄が合うじゃんか!」
俺:「だろだろ!」
妻:「あなた、映像をアップにできる?」
俺:「まかせなさい」

竜返しの滝@軽井沢_その2
【竜返しの滝・上部】

娘:「コレ、ただの急流じゃないの?」
子:「いやいや、下から見上げて、これだけの落差があるワケだし…」
娘:「う~ん」
子:「実際、オヤジの言う通り3mはあるんじゃね?」
娘:「そうかなあ……」

そもそも落差に違和感を抱かなければ、
「滝上の小滝に注目する」なんて、なかなか無いでしょう。

娘:「なんかあたし、お父さんの意見が正しく思えてきちゃった」

竜返しの滝@軽井沢_その3
【竜返しの滝・本瀑正面】

俺:「で、これが、観光パンフなんかでよく見る角度からの写真だな」
子:「あるある」
妻:「いつもの写真集も、コレだったわね」
子:「そうだよ」
娘:「ねね、ホントに他の角度からの写真は無いの?」

即行、スマホで検索をかける妻。

妻:「う~ん。少なくとも、上流の小滝を写した写真なんて無いわ」
娘:「わ~、やっぱそうなんだ」
子:「そりゃ、僕らマニアックだもん」

マニアック……。

娘:「あたしまで一緒にしないで」
子:「フフフ」

子:「この映像を見てる時点で、お前も同じ穴のムジナ




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人工の滝

妻:「なんか、世間の評判って当てにならないのね」
娘:「だね」
子:「あああ、なんという人工滝

白糸の滝@軽井沢_その1
白糸の滝(落差3m)・主部】(長野県北佐久郡軽井沢町『信濃路自然歩道』

その清冽さで有名な軽井沢の名所「白糸の滝」
知名度に於いては富士山系にかかる白糸の滝に勝るとも劣らないと思われます。

大人気の観光地なので、
わたくし、季節外れの早朝、まだ誰もいない時間帯に行って、
癒しの滝姿を撮影しようと思っていたのです

が……。

俺:「ここまで人工臭がするとは……」

そう。
滝壺にあたる部分が、まさに、堰堤によって堰き止められた〈庭園の人工池〉

白糸の滝@軽井沢_その2
【白糸の滝・主部アップ】

そもそも、この白糸の滝は、
戦後すぐの頃に、二つの水源地の中間尾根をゴッソリ削り取って、
そこへ、滝壺にあたる人工池を掘り込んだ結果、生まれた滝なのだそうです。

子:「さもありなん」
俺:「つまり、この主部にあたる部分が、昔の本沢だったところらしい」
妻:「そうなの」
娘:「じゃあ、もうひとつの枝沢は?」
俺:「それがこれだ」

白糸の滝@軽井沢_その3
【白糸の滝・右岸端部】

子:「汚ねー」
娘:「なにこれ……」
俺:「水は、ホント清冽なんだけどなあ」
妻:「主部だけ見ると美しい滝なのにね」

さらに付け加えるなら、
せっかく滝を造成するんだから、
もっと落差を設けた方が良かったんじゃないかと思いました。

妻:「そうすると、今度は池のメンテナンスが大変なんじゃない?」
子:「残念だけど、それだわ」
娘:「池の底が削られて、深くなり過ぎるよ」
俺:「……そりゃまそうか」

まあ、何と言うか、よくぞこれで
軽井沢人気ナンバーワンの観光地に仕立て上げたってもんです。

妻:「そこは軽井沢の観光戦略の勝利でしょう」
俺:「う~む、認めざるを得んな」
子:「ま、僕は、同じ人工滝なら井倉の滝を推すけどね」
娘:「それは、あたしもだ」




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