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Waterfalls in Japan

夏休みの自由研究から始まった、滝をめぐる家族の冒険譚!

春先の一瞬

以前、ヒコサの滝を訪瀑した折、いい温泉があると聞いていたので、
そのまま県境の山を越え、小谷温泉の山田旅館へ日帰り入浴に行きました。

俺:「おや?ナビに滝マークが出ているな」

峠を越え、いよいよ温泉が近づいてくると、
ふと目にとまった滝マーク。
早速、九十九折のカーブの先で車を停め、目を凝らしてみたのですが……

俺:「滝?どこに??」

そこで、山田旅館に到着するやいなや、
旅館の女将さんらしき方に〈滝の行方〉を聞いてみたのです。
そしたら……

将:「春先にしか見れません」

そうなのです。
なんと季節滝だったとは!

尾丸滝_その1
尾丸滝(落差40m)・全景】(長野県北安曇郡小谷村中土 『松尾川』

俺:「これはスゲえ!」

そういうワケで季節を改め、
雪解け時期に訪瀑した尾丸滝
これが、久々にお目にかかる超・轟瀑でした!

俺:「うおおお、この腹に響いてくる震動よ」

雪解け水を集めた激流が
尾丸滝となって谷へと噴き出してくる様は、
まさに圧巻!

俺:「この重低音、バイノーラルで録るのが相応しかろう」

早速、新兵器を取り出し、録画を始めるわたくし。
それにしても、この濁流。
ここまで凄いと、見ているだけで怖くなってきます。

尾丸滝_その2
【尾丸滝・落口】

子:「ゲゲゲ!」
娘:「むっちゃ迫力!」

そして、テレビから流れ出る音と映像に圧倒される我が家。

俺:「まあ普通、季節滝なんかに名前は付かないからな」
妻:「だけど、この存在感なら納得だわ」
娘:「低い音でドドドドド!
子:「これ、激流と言うより、むしろ土石流とかの方が相応しくね?」
俺:「おー、それはあるかもな」

前回来た時の小沢ぶりと比較すると、
この水流の規模は、見積もり方次第では100倍を超えるでしょう。
春先だけのフラッシュ・フラッド!

娘:「フラッシュ・フラッドって?」
妻:「土石流のことよ」
娘:「ああ」
子:「フラッシュって単語が、まさに春先の一瞬を連想させるな」

尾丸滝_その3
【尾丸滝・中間部アップ】

娘:「ねね、一瞬って、実際はどれくらいの間、滝があるの?」
俺:「メインは、梅雨が終る頃までだろうなあ」
子:「あと秋雨の頃もだろ」
妻:「それから、台風や大雨もそうね」

そうやって考えると、
滝の姿をしている期間は、存外、長いのかも知れません。

子:「しかし、この春先の大迫力こそ、尾丸滝のピーク」
俺:「うむ!」
妻:「そうよね」
娘:「異論なし!」




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